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石本卓史写真展


作者の撮影ノートより

新たな試み

今回の作品は今までテレビのドキュメンタリー番組で見てきたような、自然あるいは社会的に様々な問題を抱えている地域を実際自分で撮影するという、僕にとって始めての挑戦でした。撮影対象となるバングラデシュ湾岸の島々。その厳しい島の現状をただ単に伝えるだけでなく、その島に生きる人々の“生の一端”までも捉え、写しこんでいくこと。そこに今回、この作品を制作するに当たっての最も重要なテーマがありました。

最も印象に残ったこと

バングラデシュには蛍が多い。夜には島のあちこちで、日本では考えられないほどの蛍を見ることができる。一度撮影を終え宿に帰る途中の水辺で、今まで見たこともないぐらいの蛍の光に目を奪われることがありました。島を訪ね歩き、聞くサイクロンの話、消えてゆく土地や村のこと。撮影を続けていくなかで、実際たくさんの辛く悲しい島の生活を目にすることもありました。そんな厳しい現実とともに、目の前に眩いばかりに輝く無数の光。あの時、それが同じ場所での出来事であるということに、どこか希望のようなものを感じていたのか、しばらくの間その輝きに見入ってしまったことを今でもよく覚えています。

今後の作品制作について

海外ではこれまで同様、様々な環境や文化のなかで生きる人々の生き様を捉えていきたい。それとともに日本国内においても、ドキュメンタリーの作品を作っていきたいと思っています。撮影対象はその時々で異なるとは思いますが、カメラを通して人間と正面から向き合い、その存在を見つめ続けていきたいと思っています。

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