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橋本タカキ写真展


作者の撮影ノートより

新たな試み

ボクは常に「命」というものをモチーフにしています。ところが今現在制作している作品には自分の含め「人」そのものがあまり登場しません。ボク自身の思考の中で「人」を通して命を見つめることを今まで避けてきたからです。その人のおかれる立場や国家宗教などのファクターに「命」のもつ本質を偏った目線で見てしまうことを避けたかったというのが本音です。ですが、ボク自身の作品の世界観がある程度確定し、考えの中心が見えてきたこともあり、「人」を中心とした作品にも今後取り組んでいこうと思います。真剣に「人」の中に「命」の本質を見つめ、人の命の本質を感じたい。その気持ちを今後の作品制作に生かして行ければと考えています。

最も印象に残ったこと

2007年12月にニューヨークのRhonda Schaller Studioにて、世界20カ国、100人以上のアーティストが参加する「Small Rays of Hope and Fragments of a Larger Idea Exhibition」(小さな希望の光・偉大な思考の断片)に出展参加しました。日本からの出展はボクだけでした。ひとつのテーマで作品を作り出すわけですが、展示作品群を見ていてあることに気がつきました。宗教観の違いというものが表現に大きく作用しているということ、考えの根本から大きく違うことを強く感じました。日本ではそれほど多く感じることはなかったことなので、そのことがとても印象に残りました。

今後の作品制作について

ボクが今制作を進めている作品は、常にその作品における世界観を明確にしています。まず2008年発表の「Shangri-La」は過去も未来も確定しないこの世でない精神世界。現在製作中の「Miyabi」のシリーズは「現世」の象徴として花と季節をモチーフにしています。2005年のフォトプレミオにて発表した「WAVE」シリーズは、現世とあの世のちょうど中間といったところです。
「WAVE」を中心とし、その向こう側とこちら側の世界観を写真表現の中で構築するのが現在進行形のライフワークです。
写真は決して過去だけを記録する物ではないと言うことを、多くの方々に理解して頂ける形で表現していきたいと思っています。

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