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福田伸吉写真展


作者コメント

中国南部(広西壮族自治区)に風光明媚な観光地・桂林があります。そこから西に200km位離れた所に杯を伏せたような山々が無数に点在し、その山々の間を縫うように走る鉄道「三羅線」があります。そしてその鉄道には今では貴重となった現役の蒸気機関車が、一日一回程度ですが貨物列車を牽いて走っています。三羅線沿線の農家は米を中心にトウモロコシ、サトウキビ、ブドウ、綿、養蚕の桑などを作っていて、牛や馬が活躍し、昭和30~40年代の日本を彷彿させるのどかな田園風景で心をなごませてくれます。しかし2008年北京オリンピックを控えた中国では、蒸気機関車のような前近代的なものは廃止するよう通達が出ていて、この鉄道も今年末には蒸気機関車からディーゼル機関車に代わることが決定しています。現役の蒸気機関車が活躍する最後の姿を田園風景、また美しい自然「杯山」の中に追い求めた作品です。

作者略歴

福田伸吉(ふくだ・しんきち)

1968年から日本の消えゆく蒸気機関車の撮影を始める。
1975年に日本の蒸気機関車が全て現役から退いてからは、現役蒸気機関車の撮影にこだわり、海外の現役蒸気を追い求め、21ヶ国訪問。ここ十数年は無煙化のおくれた中国蒸気の撮影にその場を求める。
中国蒸気の写真展は「悠久なる大地の旅」「流砂の鉄路」につぐ3作目。中国以外の蒸気写真展も3回開催。

展示作品

カラープリント 半切 約40点


アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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