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柳瀬修三写真展


作者コメント

西海国立公園、九十九島の最大の島、黒島(長崎県佐世保市)は周囲約12キロ、面積4.89平方キロある。18世紀後半からこの島へ、生月や外海などから潜伏キリシタンが移住した。現在人口約700人だが、そのうち8割をカトリック信者が占めている。
20年ほど前から、日本人とキリスト教文化の結びつきに興味を持ち、九州各地の教会を巡った。黒島もその中の一つだった。
「お茶でも、よばれていかんとですか。」笑顔でお年寄りが声をかけてくれた。人情味のある人、懐かしさの残る風景、小さな島にゆったりと建つ立派な教会。これは島の人が力を合わせて石を積み、造り上げた黒島天主堂だ。島民は親しみを込め「御堂(みどう)」と呼んでいる。
時間をかけて島と向き合ってみようと思った。それから10年余り。通い始めたころ、初聖体を受けた子どもたちは今年、成人式を迎えた。
少子高齢化が叫ばれ始めて久しい、特に離島では顕著だ。過疎化や高齢化で希望が見出せないと思う若者もいるだろうが、そんな人にこの島には苦難を乗り越えてきた底力があるんだよ、と写真で伝えたい。

作者略歴

柳瀬修三(やなせ・しゅうぞう)

福岡県生まれ
多摩美術大学染織デザイン科卒業

展示作品

モノクロプリント 大四つ 約50点


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
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