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柴田のりよし写真展


作者コメント

ここ10年ほど中国の庶民の生活を撮っています。最近は農村を理解することが大事と考え、バスを乗り継ぎ地方を回ることが多くなりました。今回の河北省・呉橋は「天下雑技第一郷」と呼ばれ、中国雑技のふるさとと言われています。
早朝5時、子供たちは路上にマットを広げトレーニングを始めます。5、6歳の子供が多く、中には3歳で親元を離れ集団生活をする子もいて、最初は違和感を覚えました。
中国では都会部と農村部で人々の生活は全く違います。この地方では、借金をしてまで雑技学校に通わせる親もいると聞きました。優秀な生徒は将来有名な雑技団に入り、都市部や海外で活躍することを期待されています。
学校では早朝から夕方までじっくり雑技を学びます。時には涙を流しながら、毎日毎日きつい動作を繰り返すのです。夜7時からは薄暗い裸電球の下で教科書を広げ、1時間読み書きの勉強です。
環境はけっして十分とはいえないものの、子供たちの瞳には輝きがありました。小さな田舎町から、華やかな舞台へはばたく夢や希望を感じました。

作者略歴

柴田のりよし(しばた・のりよし)

1966年 長崎県生まれ
1990年 慶応義塾大学文学部卒業
1991年 共同通信社写真部入社 事件・事故・プロスポーツなど報道写真撮影に携わる
1995年 共同通信社退社 フリー写真家として活動を始める。
アジアを中心にドキュメンタリー作品を撮り、雑誌に発表

写真展

1993年 「ラサ」
ワキタギャラリー(名古屋)
1997年 「秘境の世紀末」
コダックフォトサロン(銀座)
1998年 「ケサルの楽土」
ミノルタフォトスペース(新宿)
2002年 「ティベタンズ」
ニコンサロン(新宿)
2005年 「広東路地裏劇場」
オリンパスギャラリー(神田)

写真集

2002年 「ティベタンズ」 モール

展示作品

モノクロプリント 半切 約40点


アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」A7出口から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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