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髙杉和代写真展


作者コメント

青は遠い、遥かな色。海の青も空の青も、存在するのに手に取ることはできない。そんな「青」と似た島がある。北方領土だ。縁があって北方領土の一つ、「国後島」を訪れる機会を得た。北方領土は、戦後ソ連軍に不法に占領されて以来、ロシア人のみが暮らし日本人が自由に訪問することはできない。もちろん戦前までそこで暮らしていた元島民でさえも。私も自由行動は許されなかった。そんな中私が見たものは、手つかずの美しい自然、廃墟同然の建物、舗装されていない道路、そこに暮らすロシア人。全てが淡々としていた。もっと知りたいという思いとともに、二度と訪れることはできないだろう現実と、訪れたくとも叶わない元島民の存在を痛感した。そんな島の存在を、風景を、どれくらいの人が知っているのだろうか。政治や難しい話は後にして、まずは知ってほしい。その入口になればと思い制作した。

作者略歴

高杉和代(たかすぎ・かずよ)

1978年 静岡県生まれ
2000年 亜細亜大学国際関係学部国際関係学科 卒業
2003年 日本写真芸術専門学校Ⅱ部報道写真芸術科 卒業
  現在、静岡県御殿場市に住みフリーランスとして活動中

展示作品

カラープリント 半切・全紙 約30点


アクセス

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〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口より徒歩1分

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