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菊池東太写真展


作者コメント

この10年あまり、私は北米のデザート地帯の写真を撮ってきました。その大半はミシシッピ河の西になります。しかも、それらの撮影地の半分以上が白亜紀には海底にあったところです。その時代、北米大陸は東西に真っ二つに分かれ、その間を幅数百キロから千キロの水路が南北に走っていました。その水路が地殻変動によって隆起し、シダやソテツが繁茂し、恐竜がのし歩くようになりました。その後天変地異が起こり、現在のようなドライアップした地形になったのです。一昨年の暮れに、アメリカのデザート地帯の荒々しい大地の景観を主体にした写真展を、このコニカミノルタプラザで開催いたしました。今回はその続編になります。乾ききったデザート地帯にも水があります。林立する巨大なサボテンに囲まれた滝、赤い土砂が流れてくる川、広大な渓谷をせき止めてできた湖、水浸しになった森林のように見える湿地帯、とてつもなく広いミシシッピの河口。北米の大地にはこの世のものとは思えない風景が広がっています。

作者略歴

菊池東太(きくち・とうた)

1943年 大阪府生まれ、中央大学経済学部卒業
  出版社写真部勤務の後、フリー
  日本写真家協会会員 日本写真芸術専門学校講師

写真展

1981年 「砂漠のひとびと」 ミノルタフォトスペース
1987年 「二千日回峰行」 そごうデパート(有楽町)
1994年 「木造モルタル二階建て」 コニカプラザ(新宿)
1995年 「アメリカンウエスト~ミシシッピの西」 コニカプラザ(新宿、札幌)
1997年 「ヤタヘェ 北米最大の先住民、ナバホの20年」 コニカプラザ(新宿、札幌)
2004年 「足尾」 ニコンサロン(銀座、大阪), 「DESERTSCAPE」 コニカミノルタプラザ

出版

アメリカ関係

1981年 「ヤタヘェ~ナバホ・インディアン保留地から」 (佼成出版社)
1987年 「ジェロニモ追跡」 (草思社), 「大地とともに」共著 (小峰書店)
1999年 「パウワウ アメリカ・インディアンの世界」 (新潮社)
2000年 「アメリカ」-ワールド・カルチャーガイド15- 共著 (トラベルジャーナル) ほか

その他

「日蓮と身延・七面山」 (佼成出版社), 「宇佐と国東」 (佼成出版社), 「比叡山」 (佼成出版社), 「二千日回峰行」 (佼成出版社), 「最澄」 (佼成出版社), 「禅の四季」共著 (佼成出版社), 「水上バスの旅」共著 (小峰書店), 「飛行機にのったよ」共著 (小峰書店) ほか

展示作品

カラープリント 100cm×80cm他 約20点


アクセス

アクセス
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-26-11
新宿高野ビル4F
JR新宿東口より徒歩1分

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