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「人間交路 - シルクロード」展示レポート
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「人間交路 - シルクロード」展示レポート

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「長倉洋海スライドトークショー」開催

写真展開催初日の1月24日(土)、今回の展示会場であるギャラリーCにて長倉洋海氏による「スライドトークショー」が開催されました。当日は、シルクロードへの撮影旅行で氏が強く記憶に残る作品のスライドを上映。それぞれの作品解説や撮影エピソード、さらにはシルクロードへの旅を通じて長倉氏が感じたさまざまな思いを、約1時間たっぷりと語っていただきました。

会場には、立ち見でもというお客様が大勢入られ、まさに“満員御礼”の状態でイベントがスタートしました。シルクロードに興味を持ったのは高校生の頃だったという長倉氏。
フォトジャーナリストとして世界の紛争地を取材するようになったものの、シルクロードへの憧れを抱き続けていたと言います。
そんなご自身のシルクロードとのかかわりを、プロフィールも交えて最初に紹介してくださいました。

今回は、これまでシルクロードで撮った作品の中からご自身が好きな写真、印象深い写真を厳選されたとのことで、どの写真もさすがに見応えのあるものばかりでした。また、たくさんのエピソードも披露していただき、ガイドの人が「紙巻タバコを巻いている」と言っていた遠くに写る遊牧民の男性が、帰国後にパソコンで拡大してみると実はケータイメールをしていたというお話には会場も大笑い!私たちのシルクロードへの誤解を象徴するような深いお話だと思いました。

後半からはアフガニスタン抵抗運動の指導者、マスードのポートレートも登場。長きにわたりマスードの取材を続けてきた長倉氏だからこそ撮れる、どれも力強い作品です。草原に寝転んで読書するマスードのスナップは、撮った当時ただ1枚の写真に過ぎなかったが、後に読書が彼にとって重要な意味を持つことを知って特別な1枚になったそうです。「写真には撮ったときには気づかないことも写っている。時には未来まで写ってしまうという事でしょうか」とおっしゃった言葉がとても印象的でした。

約1時間、60点以上もの写真をすべて解説付きで紹介していただき、最後に「シルクロードという1本の道を巡る旅を続けて国境線が消えていった」と話されイベントは終了。その後、ロビーでは写真集を購入されたお客様に長倉氏がサインのサービスを行いました。サインといっしょに長倉氏が押してくれる自作のスタンプ(4種類)も好評で、スライドトークショーと同じく大盛況となりました。長倉氏の、シルクロードの旅のエピソードは、集まったお客様の胸にしっかりと刻まれたことでしょう。ご来場いただきありがとうございました。

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