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光ピックアップ分野のライセンスポリシー

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光ピックアップ分野のライセンスポリシー

光学コンポーネント事業部は、CD用プラスチック対物レンズの開発に世界で初めて成功して以来、多くのお客様に満足いただける高品質の光ディスク用レンズの開発、供給に鋭意努力して参りました。その技術開発の成果として、光ディスク用レンズ、ピックアップ装置に関してワールドワイドに延べ2400件以上の特許を出願しております(2011年2月現在)。特に、これから益々の発展が期待されるブルーレイディスク(BD)用レンズ、BD用ピックアップ装置に関する特許出願は、このうち半数以上に及んでおります。

今般、日本特許第4232857号及びその対応欧州特許として既に成立している光ピックアップ装置に関する重要発明が、中国においても特許として成立いたしました。本発明は、厚肉の単玉対物レンズを用いたピックアップ装置において、温度変化により発生する収差変動を、コリメータの移動により補正するものであり、安定した情報の記録/再生を実現します。当社はこの他にも、厚肉のBD用対物レンズに関する特許(日本特許第4254986号等)、及び複数層のBDに対応可能なピックアップ装置に関する特許(日本特許第4144763号等)を始め多数の重要特許を国内外で取得しております。今後も活発な出願活動を継続し、更に多くの重要特許の取得を目指して参ります。

これら重要特許を含め光ピックアップ分野の特許につきましては、当社はライセンスしない方針でございます。しかしながら、当社特許を正当に評価し、尊重していただけるメーカー様には、業界の発展とお客様による調達の便宜の観点から、CD用対物レンズ及びCD用・DVD用コリメータにつきましては当社特許をライセンスする用意がございます。

以上を図示しますと、次の通りでございます。

当社は、このように当社製品に用いられている最先端技術をグローバルな特許網により保護するとともに、当社特許の不当な侵害に対しては、これを排除することによって、お客様に当社製品の優れた技術を安心して享受いただけますよう努めて参ります。

2013年4月

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