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食べものと癒やしの関係性

渡部仁美さんと江尻さん

からだにいいことの渡部仁美さんとMoniciaプロジェクトリーダーの江尻は、共に辛いPMSを乗り越えた経験がある二人。共通の悩みから、からだにいいこと「preco」第2弾でご一緒することに。そんな二人のPMS体験談を全3回でご紹介します。第1回目は、食事と癒やしの関係について語り合いました。

症状に振り回された過去

江尻は、15年ほど前にメンタル疾患を発症し、精神科での治療を受けながら、休職と復職を繰り返す日々を送っていたものの、症状がなかなか改善せず悩んでいました。なにか回復への手がかりが掴めないかと、体調の記録をつけたことで、月経前に特有の変化があることに気づきます。その記録がきっかけとなり、婦人科を受診、PMSの治療を受け、症状を改善することができました。

一方、渡部さんが不調を感じるようになったのは産後。それまでは婦人科とは「縁がなかった」というほど不調知らずだったといいます。それが産後に一転。産後うつから、頭痛やイライラが続き、産後月経が戻ってから、その症状はよりひどくなりました。産休明けに職場復帰しても、何気ない上司の一言で涙が出て止まらなくなったり、仕事中もひどい眠気に襲われるようになったり……。今までとは全く違う自分に驚き、病院を受診。最近はピルを服用し、症状も落ち着いているそう。

江尻:生理前の不調が一番ひどかったときに、止められなかったのがチョコとコーヒー。気持ちが落ち込んだ時や、強い眠気がある時に、何かを食べることで気持ちを落ち着かせようとしていました。その時手を出したのがチョコ菓子で、チョコ菓子を食べるとコーヒーが飲みたくなる。それを延々に繰り返してしまうので数時間で気が付いたらファミリーパックのチョコ菓子がなくなってしまうこともよくありました。それで自己嫌悪に陥ってまた状態が悪くなるという繰り返しでした。

渡部:私も同じです。仕事中、どうしてもチョコなどの甘いものを食べないと落ち着かなくて。「ちゃんとしなきゃ」とは思うものの、止められない。完全に負のスパイラルにはまっていました。

負のスパイラルから
抜け出せたきっかけ

江尻:止めようと思ってもなかなか止められなかったので、シュガーフリーのチョコ味タブレットや高カカオのチョコなど、私は食べるもの自体を見直していきました。すると少しずつですがコーヒーを飲む量も減っていったんです。

渡部:私もコーヒーが大好き。今でも飲みますが、たくさん飲む日やカフェで飲むときはノンカフェインのコーヒーを飲むようにしたりと、できることから始めていきました。

江尻:不調のときを振り返ると、無意識にジャンクなものや味の濃いもの、刺激が強いものを次々に求めていきエスカレートするような感じがありました。それに気づくと、体が欲しているもので自分の状態もわかるようになる。ジャンクなものを食べないほうが体調がよくなることに気づいてからは「レスキューごはん」をいくつか用意しておくようになりました。

辛い時期を乗り切る
レスキューごはん

江尻:体が辛くてごはんを作るのが億劫なとき用に行く飲食店、お惣菜屋さん、超簡単自炊のパターンを持っています。外食や中食も、ちゃんと誰かの手がかかっているごはん屋さんを。遅くまでやっているしチェーン店は便利ですが、辛いときはそうした味の濃いものでなく、優しい味のものを食べるようにしています。少しだけ、自分でも作れるくらいの気力が残っていれば、家に帰って具だくさんのお味噌汁だけを作って食べます。体はあたたまるし、豆腐や青菜、きのこなどを入れれば栄養も十分に摂れます。

渡部:すごいですね!私はいつも簡単なものばかりになっていますが、野菜はなるべく摂りたいので、フリーズドライを活用しています。その中でもフリーズドライのお味噌汁はとても便利。手軽に野菜も摂れて美味しい。子供にも評判がいいです。

江尻:出汁をきかせて、山椒や七味、ハーブで味付けすれば、薄味でも十分美味しいんです。最近は、不調なときほど、こうした滋味あふれる味がとても美味しいと思うようになり、食で自分自身を癒やすことができるようになりました。

渡部:辛いものや、チョコ、コーヒー、お酒といった刺激物は、美味しいし止められなくなります。でもそれを続けていくと感覚が麻痺してしまって、本当に自分の体が欲しているものが見極められなくなってしまうんですよね。今でもこうした刺激物は好きですが、ほんの時々の楽しみで済むようになりました。

まとめ

毎日食べるもので、私たちの体は作られます。お肌や体型に出てくるのはもちろんのこと、精神面にも影響を及ぼします。とはいえ体が辛いときに、自炊はなかなか難しいもの。元気になれる自分だけの「レスキューごはん」を用意しておくことで、辛い時期を乗り越えることができるようになります。
次回は食事以外で自分を癒やすテクニックについて、二人が語り合った内容をお伝えします。

By Monicia編集部