KONICA MINOLTA

セルフモニタリングツール モニシア

Column

New Article

背伸びで重だるい体をすっきり

背伸びで重だるい体をすっきり

なんだか体がだるくて重い……。生理前は、いつもより体が疲れやすく感じたり、肩がこったり、むくんでしまったりすることも。そんな悩みの改善法をご紹介します。

日々の姿勢の悪さが
だる重を積み重ねる

生理前になると、女性ホルモンのバランスの影響で、体のだるさや疲れやすさがおこりがちです。こうした不調を引き起こすのは、体内の巡りが滞っているためとされています。
しかも、いまどきはパソコンやスマホの多用で前かがみの姿勢を長時間続ける人が多く、その姿勢の悪さが原因で血行不良になり、体の循環を悪くしてしまうということも。
また「あ~疲れたー」とラクな姿勢や立ち方をすると、それがより姿勢を悪くし、疲れが増すという悪循環にはまってしまうのです。
ちなみに、昔の人はたくさん歩いて体を動かしていた上に、着物の帯で骨盤を固定することで背骨が自然とスッと伸びるため、体が疲れにくかったといわれています。

ぐ~んと伸びるだけで
疲れが解消

集中していた作業が終わったときなど、体をリフレッシュさせたいタイミングで、思わず“伸び”をすることがあると思います。
思い切り腕を上げて「ん~」っとカラダを伸ばすこの動作。実は、体が疲れていると無意識に欲する動きなのだそう。
背伸びをすると、丸まっていた背骨が一気にぐーんと伸び、後ろに倒れていた骨盤が真っ直ぐ立つことで、体にとって理想的な背中のS字カーブが復活します。
すると、全身の循環がよくなり、滞っている疲労物質が流れて、疲労のリセットにつながるのです。
そこでおすすめしたいのが「15秒背伸び」です。とても簡単なので、さっそくやってみてください。

1 体を揺らして重心を真ん中にする

まず、足を肩幅に開き、つま先を正面に向けて立ちます。足指を浮かせた状態で、体を左右に軽くゆらし、2~3往復したら体の真ん中で止まります。さらに、同じ要領で前後に体をゆらして真ん中で止まります。
こうすることで、重心が真ん中にくる感覚を探します。この状態をキープしたまま、足指をそっと下ろしましょう。

1 体を揺らして重心を真ん中にする

2 手を組んで裏返しゆっくり上へ伸びる

体の前で両腕を組み、手のひらを裏返します。手の甲を見たまま、手のひらが天井を向くように、ゆっくりと顔と腕を伸ばしながら上げていきます。上まであがったところで、顔だけ正面に戻します。あがっている手と足が引っ張り合うように思い切り伸びをします。

2 手を組んで裏返しゆっくり上へ伸びる

細くなったお腹をキープしたまま、ゆっくりと手を下していきます。このときできれば、指先を遠くに伸ばすようにしながら、腕を下ろして。腕を上げて下ろすまで、15秒くらいかけて、ゆっくり体を伸ばしてください。そして「体が伸びているな」と、感じられればとても良く出来ている証拠です。
デスクワークの後や、家事の合間など、こまめに行うことで体に溜まった疲れがリセットされます。
立って行うのが難しいときは、座ったままでも大丈夫です。座って行うときのポイントは、腰を丸めずに伸ばし、「坐骨」をしっかり意識して立たせること。坐骨とは、お尻の下に手を入れて触ったときにグリグリと感じる骨のことです。この坐骨を、イスの座面に突き立てるように座り、思い切り伸びをしましょう。

2 手を組んで裏返しゆっくり上へ伸びる

座っている時間が長いと、つい背中の丸まった姿勢になりがちです。伸びをすることで体の循環をよくし、疲労をリセットさせましょう。生理前の体のだるさがラクになるはずです。

By Monicia編集部

仲野孝明先生

監修
仲野孝明先生

姿勢治療家。仲野整體 東京青山院長。柔道整復師(国家資格)。JATAC認定アスレチックトレーナー。大正15年創業の仲野整體の4代目に生まれ、これまで0歳から108歳まで15万人以上の患者さんを治療する。その中で、姿勢の極意は「背伸び」にあり、誰でも正しい姿勢になれることに気づく。独自の治療法や人柄が話題となり、メディアにも多数掲載され注目を浴びている。