日本全国、様々な規模の
医療機関で導入されています。
社会医療法人緑泉会
場面ごとに最適な通訳ツールを 使い分けています
場面ごとに最適な通訳ツールを 使い分けています
当院の特徴の1つは救急医療です。近年、外国人観光客の増加に伴い、当院に来院される外国人患者も増加しており、中国の方が一番多いです。症状は元々お持ちの持病が悪化したり、食事が合わず腹痛を起こしたり、さまざまです。
当院には通訳者として中国出身のスタッフが居ますが、24時間365日あらゆるケースに同伴するのは不可能です。そのため、比較的簡単な通訳の場合はツールで対応しようと考え、機械通訳・ビデオ医療通訳・問診票の3つのツールが備わっているMELONを選びました。
問診票は患者様の情報がデータベースとして管理される方が良いと思い、当院も開発に協力させて頂きました。
MELONの導入前は、通訳スタッフが対応できない場合は個人が所有しているスマートフォンで翻訳アプリを通訳として使っていましたが、MELONは医療用語に対応しているので安心して使うことができます。
当院がある鹿児島市には2019年のラグビーワールドカップ直前に南アフリカの選手団が合宿で訪問されますし、同行されるファンの方々も世界中から来られると思いますので、有事の際には本ツールを利用していきたいと考えています。
私のような通訳者が不在のケースでMELONを使います。患者様が看護師や医師と会話する時に使うことが多く、例えば患者様が入院される際、ベッドサイドにMELONを置き、なにかあればMELONを使って会話を行います。現場ではスムーズに仕事ができると評価しています。
薬の名前を翻訳してくれる機能が欲しいです。以前中国人の患者様が持参された薬の名前を通訳するのに苦労しました。
また、方言への対応や入力方法の多様化も期待しています。例えば中国語の広東語や内陸の言語などへの対応や、タブレットへ直接手書き出来る機能です。
これらの機能があればMELONはより素晴らしくなると思います。
米盛病院様は1969年鹿児島市に整形外科医院として開院し、近年は民間医療用ヘリやドクターカーを導入するなど救急医療でも地域を支えています。外国人患者受入れ認証制度(JMIP)の取得やジャパンインターナショナルホスピタルズ(JIH)の 選定など、国際医療にも積極的に取り組んでいます。
コニカミノルタは、イノベーションを起こし新しい価値をお客様に提供する組織「Business Innovation Center(BIC)」を世界5拠点に設立しました。
BICは、今まで誰もが実現し得なかった空想的なアイディアをサービスへと進化させ、人々の生活やビジネスに役立つ新しい事業を創造し続ける専門チームです。世界5拠点のうち、 BIC Japanは日本を活動拠点としています。
“Giving Shape to Ideas”というスローガンのもと、我々はよりよい社会作りに貢献します。