アプリケーション紹介 高速非接触インライン測色システム お客様の測定シーンに合わせた測色システムをご提案!

アプリケーション例 vol.1 フイルム・樹脂編

被測定物に合わせて反射も透過も自由自在に測定

フィルムの評価方法に応じてフレキシブルにシステム構築を実現します。

フィルム製造工場では、お客様であるメーカーよりフィルム色の限界サンプルを貰い、目視検査にて色管理を行っているところがまだまだ多い業界の1つです。
色管理の為には抜き取り検査を行っており、ラインを止めてフィルムを切り取るなどの作業工程が必要です。また、1つのラインで複数の色のフィルムを作成することが一般的であり、調色変更後しばらくの間は調色ローラより出力されたフィルムの色が安定していません。安定した色のフィルムが作成されるまでは、ある間隔で人が色管理を行う必要があり、手間と時間がかかる作業です。複数の色フィルムが同一ラインで扱われる以外にも、反射測定の製品と透過測定の製品も同じラインで扱われることもあります。このようなラインでも、インライン測定による色管理をしたいとの要望がありました。

測定概要

■透過測定による色安定までの管理方法

外光の影響を避ける為に、投光部分と受光センサー部分を箱に入れてその間をフィルムが通るようにセッティングを行い、フィルムの片方の端を1ヵ所測定しました。色を変更後、一定間隔毎に測定を行ったところ最初は基準から大きく色差が異なっていましたが時間が経つにつれて期待する色差の範囲内に収まっていくことが分かります。

測定値のグラフ

■反射透過測定の実力

反射測定プローブと白色板などの白物の間をフィルムが通るようにセッティングを行いました。
反射透過の場合、測定結果には反射板として用いたバックの色の影響が出ますので、基準として用意するデータも同じ環境で測定する必要があります。また、今回は色が同じで厚みの異なるフィルムを測定したところ、期待通りに厚みの差が色差値として得ることが可能なことを確認できました。

アプリケーション例 vol.2 建材編

外壁材に凹凸があっても色ムラを検出

高速連続測定が不良品の発生防止に活躍します。

住宅の外壁材パネルは、工場での製作工程の中に色検査も含まれています。ところが、行われている色検査はポイント測定や目視検査であるため、現場で組み立てた時に、「隣のパネルとの色が合わない(隣り合うパネルの色が異なる)」や「一枚のパネル内で色ムラや(*)白濁が発生している」といったことに初めて気付くという問題が発生しています。その際には色が異なるパネルを持ち帰り、別のパネルを用意するなどの工程が追加となったり、最悪の場合、組立後のすべてのパネルを解体して再度組み直す必要が発生することもあり、費用は1,000万単位になることもあります。現場で修復作業を行なったとしても、400-500万ほどの費用が発生するため、不良品改修費用の削減は会社経営としても重要項目の1つであり、その解決のためには工場での徹底した色管理が必要であると要望がありました。

*白濁・・・表面が白化する現象

測定概要

色検査が必要な個所は、別のパネルと接することで色差が顕著になるパネルの両端と、測定トレンド確認の為のパネル中央の3か所を希望されることが一般的です。
複数個所を測定する方法としては、1つのプローブをトラバースさせ、任意の位置で測定したデータ配列を取り扱う方法と、複数のプローブを固定位置に設置して個別に測定する方法があります。
今回はパネル内の白濁や色ムラも検出する必要があり、連続的に測定を行う必要があることから、ライン上でパネルの両端と中央部分の3か所にプローブを設置して測定を行いました。

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