ソフト・技術資料・ファームウェアダウンロード

SpectraMagic NX(CM-S100w)

前バージョンからの変更点

Ver.1.33と1.40の違い

1.センサーシンクウィンドウ表示

ハンディタイプ測定器内に蓄積された測定データが扱いやすくなりました。接続後、センサーシンクウィンドウを表示させると、自動的に測定データを取得し、測定器内に蓄積された測定データをSpectraMagic NXと同じデータ構造でツリー表示します。

説明 詳細
ドラッグ&ドロップでデータのコピーが簡単に行えます。 ファイルに取り込みたいデータをクリックして選択し、そのデータをファイルにドラッグ&ドロップする事で簡単に測定データを取り込むことができます。基準色のドラッグ&ドロップの場合は、測定器内メモリの基準色に関連付けられた測定データも取り込むことができます。
測定データを解りやすく管理できます。 測定器内のメモリデータに付けられていた測定番号を表示可能にしました。ファイルへ転送後も測定器内メモリの何番目に測定したデータか簡単に確認することができます。
データの上書きを認識します。 すでにアップロードしたデータを取り込もうとした場合、上書きを確認できます。もちろん、新規データとして追加することも可能です。
新CM-512m3専用に便利な機能を追加しました。 センサーシンクウィンドウに表示されているデータを選択する事により、データの消去が簡単におこなえます。
基準色ごとに限界値の設定ができます。 新旧CM-512m3とCR-400シリーズ、CM-500シリーズにおいて、センサーシンクウィンドウから限界値の書き込みが行えます。
2.測定データへの情報付加機能(Professional機能)

測定データは様々な部番や名前などの付加情報を持ち、試料と共に扱われます。リピートオーダーやクレームの場合、この付加情報が重要になります。また、データに目視判定結果を付加して合格にするケースも存在します。Ver.1.4では、これらの情報を測定データに付けられるようにしました。

説明 詳細
任意に文字列を書き込むことができるフィールドを5個追加しました。 [機種名]、[品番]、[品名]、[製品コード]、[オーダーNo.]、[カラーNo,]、[製造ロットNo.]、[客先名]など、ユーザーによってデータと共に扱うデータは様々に存在します。これらの情報を最大5個まで入力可能にしました。もちろん、タイトルも独自に設定することができます。
任意に数値を書き込むことができるフィールドを5個追加しました。 光沢値や、寸法、堅牢度、ヤードエイジなど、数値として必要な付加情報を最大5個まで入力可能にしました。これらの数値は統計演算結果、トレンドグラフなどにも反映されます。
目視判定結果を書き込めます 目視判定の結果が設定できるようになりました。この結果は総合判定結果に反映されるようになり、他の色差データ判定と同等に扱う方法、目視判定結果を優先させる方法の2種類を設定できます。
3.新CM-512m3

接続するだけで新旧のCM-512m3を区別し、設定可能な項目を表示するようにしました。

テンプレートウィンドウ

テンプレートを簡単に選択できるテンプレートウィンドウを用意しました。表示されたアイコンをクリックするだけで簡単にテンプレートファイルが開けるようになります。

説明 詳細
クリックで簡単にテンプレートを切り替えられます。 ウィンドウ内に表示されたアイコンをクリックするだけで、簡単にテンプレートを切り替えられます。
ペインと呼ばれる表示方式を搭載しました。(Outlookで使用されているウィンドウ形式) オプションダイアログで設定されたファイルパスのフォルダ階層を自動的に読み取り、ペインとして分類して表示します。テンプレートファイルのみを表示するため、簡単に目的のテンプレートを探すことができます。
4.グラフ表示用のキャンバスウィンドウ(Professional機能)

ウィンドウの下部に表示されているタブを10枚まで追加できるようにしました。この機能により、これまで小さくグラフオブジェクトを配置していたキャンバスウィンドウを効率良く使えることができるようになります。

5.キャンバスウィンドウの印刷機能強化

複数データの印刷、データ番号の表示など印刷する時のオプションを多数用意しました。

説明 詳細
リスト画面をビュー画面に表示できます。 リスト画面をそのままのイメージでキャンバスウィンドウ上にも表示させるオブジェクトを追加しました。
リスト番号をプロットできます。(各グラフオブジェクト) グラフにプロットする際に、リストに表示されているデータ番号をグラフに付けられるようにしました。
少数点以下の桁数を設定できます。(各グラフオブジェクト) 各グラフのスケールは、少数点以下の桁数を任意に設定できます。この機能により、グラフの表示範囲を広げることができるようになりました。
プロット点の大きさを設定できます。(各グラフオブジェクト) 各グラフのプロット点を5段階で設定できます。
プロット点に枠を設定できます。(各グラフオブジェクト) 各グラフのプロット点に枠色を設定できます。
非選択色を設定できます。(各グラフオブジェクト) 各グラフの非選択時の色を任意に設定できます。
選択データのみグラフ表示できます。 キャンバスウィンドウ上に配置可能な各グラフオブジェクトは、すべて選択データのみ表示可能になりました。
アプリケーションの情報を表示できます。 視野、光源などのアプリケーション情報を表示できるようになりました。
任意に画像を貼り付けられます。 社章や背景など任意画像をキャンバスウィンドウに配置できるようになりました。
各グラフは背景に透過色を指定できます。 各オブジェクトは透過属性を持つようになりました。この機能により、SCI・SCE反射率の重ね書きや、ΔE*abやΔL*トレンドグラフの重ねがきができるようになりました。
ヘッダー、フッターを表示できます。 ヘッダー、フッターをキャンバスウィンドウ内に表示できます。また、直接編集が可能です。
印刷レイアウト線の表示のON/OFFができます。 印刷レイアウト線のON/OFFを指定できるようになりました。画面設定ダイアログ内で設定できます。
グリッド間隔を任意に設定できます。 キャンバスウィンドウに貼り付けるオブジェクトはグリッド間隔によって配置が可能です。この間隔が任意に設定できるようになりました。画面設定ダイアログで設定できます。
印刷は現在アクティブなキャンバスウィンドウを印刷します。 この機能により、ページ設定でリスト画面、表示画面、印刷画面の3種類に分かれていたオプションを廃止しました。ただし、リスト画面は一覧データを印刷する目的のために残しています。
文字ラベルオブジェクトは文字制限がなくなりました。 文字ラベルオブジェクトの文字数の制限がなくなりました。加えてリターンキーによる改行も行えるようにしました。
数値ラベルオブジェクトに表示する色とリストに表示する数値の色を合わせられます。 リストに表示する各数値の判定色と、数値ラベルオブジェクトに表示する色を同じ設定にすることができます。
6.xy色度図オブジェクトの追加

xy色度図を表示できるようにしました。

リスト表示項目の追加

次の表示項目が選択できるようになりました。

説明 詳細
555 (Professional機能) 555値を表示します
NC# (Professional機能) NC#を表示します
等級 (Professional機能) 等級を表示します
測定者名 セキュリティ設定モードの時、測定者名を表示します
目視判定結果 目視判定結果を表示できます
基準色疑似カラー 基準色の疑似カラーを表示できます
測定器内データ番号 ハンディタイプの測定器からデータを取得した時、測定器に設定されていた番号を表示します
任意式(4~8) 任意式が8個まで追加可能になりました。設定した式にはタイトルも付けられます
7.テキスト読み込み追加(Professional、Basic機能)

指定フォーマットで書かれたテキストファイルを読み込む事ができるようにしました。読み込んだデータは全て基準色データとして登録されます。

アセスメント項目設定(CM-2600シリーズ)

CM-2600dが日本語モード以外で表示されているとき、測定器設定ダイアログで設定できる項目にアセスメント項目がありませんでした。これを設定可能にしました。

マスク認識機能追加(CM-3500d)

CM-3500dが接続されている時、今付いているターゲットマスクが何であるか認識できるようになりました。

修正点、変更点

インディックス値の計算値が正確に計算されない条件がある問題を改善

リストにインディックス値を表示したとき、第2光源または第3光源を設定したときの光源が、そのインディックス値が必要とする光源であった場合、第1光源に設定されている光源により計算されたXYZ値を用いてインディックスが計算されます。主光源のみを設定している場合、影響はありません。

動作保証外OS追加

環境の変化に伴い、Windows98SE,WindowsNT4.0を動作保証外としました。

スキン設定廃止

スキンの設定を廃止し、XPスタイルが適用できるようにしました。

ページトップへ戻る