レーザー光を透過してしまう透明な物体は正しく形状スキャンできません。探傷剤スプレーを表面に塗布するなどして、レーザー光が透過しないよう前処理をしてからスキャンを行う必要があります。

なお、白い樹脂部品やセラミックスなど見た目は不透明でも、レーザー光が透過する場合がありますのでご注意ください。

レーザー光が透過するかしないかは、測定物を明るい照明などにかざして頂ければある程度わかります。また、レーザーが透過する状態でスキャンした場合、表面が凸凹に荒れたり、データ化できないことがあります。

一見、不透明に見える乳白色の樹脂製品を探傷剤塗布したものと未処理の物を並べてスキャンした結果、明らかな違いが見られます。