インクジェット用語

ピエゾ方式

ピエゾ素子(圧電素子)に電圧を加え変形させ、その力を利用してインク滴を飛ばし印字する方法です。
インクを加熱しないため、使用できるインク種類が広がります。またヘッド寿命が長く、低消費電力です。
家庭用のプリンターだけではなく、屋外用途(サイン、ディスプレイ等)や幅広い産業用途で使用されています。

サーマル方式

ヒーターでインクを加熱することによって気泡を発生させてインク滴を飛ばし印字する方式です。
ヘッドの構造がシンプルなため、プリントスピードの高速化や高解像度化がしやすい長所があります。
しかしインクに熱を加えるため、使用できるインクが限定され、ヘッドの寿命も短いと言われています。

メニスカス

液体の表面が表面張力等の力によって凹んだり、盛り上がったりする状態のことを言います。
インクジェットのインク滴においてもメニスカス形状が重要になり、インク速度や着弾精度に影響を及ぼすことがあります。

サテライト滴

ヘッドノズルから、射出されたインク滴の主滴から分離してでるチリのような小液滴のことを指します。溶剤系のインクでは、サテライト滴が出やすいと言われています。

カラーブリード

異なる色間の隣接する境界部で起こる画質劣化現象のことを言い、隣り合う一方の色が他方に滲み出し交じり合い、不鮮明になる状態を表します。ブリーディングとも言います。

ブロンジング

光沢の反射に色がついて見える状態のことを言います。特に顔料インクで見られる現象で、シアンや青色の部分で起こりやすく、ピンクや紫色に見えたりします。
写真プリントなどは、プリントした画像の一部分が見る角度によって、ギラギラ光るように見えます。

Ames(エイムス)試験

サルモネラ菌や大腸菌を使って、その化学物質がDNAに傷をつける可能性があるかどうかを調べる試験です。
DNAに傷がつくと突然変異が起こり、普通の細胞ががん細胞に変化する可能性があります。 Ames試験は、発がん性の試験ではありませんが、がんを引き起こす可能性のあるものを簡単に検出できる試験方法です。
この試験では、陽性(悪い結果)、陰性(良い結果)で結果が表示されます。陽性だからといって必ずしも発がん性があるとは言えませんが、コニカミノルタでは、陰性結果のものを採用するようにしています。インクジェットのインクは、Ames試験の対象です。

スキャン方式

印刷したいメディア(用紙など)の搬送方向に対して横方向に、複数回往復して印刷を完成させる方法。写真などの高解像度のプリントに向いています。

シングルパス方式

スキャン方式に対して、シングルパス(ワンパス)方式は、印刷したいメディア(用紙)に対して1回で印字(印刷)を完成させる方法で、印刷スピードが要求される業務用印刷に向いています。

パージ

インクジェットプリンターでは、ヘッドノズルから適切にインクが飛ぶようにコントロールすることが重要です。すべてのノズルから常に安定してインクを飛ばせるよう、インクを吐き捨てて、ヘッドのノズルを詰まらせないようにする動作の事を指します。

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