世界最大の国際総合印刷機材展『drupa2012』出展
コニカミノルタIJ株式会社は、ドイツ、デュッセルドルフで開催される世界最大規模を誇る商業印刷見本市「drupa2012」(開催期間:5月3日~16日)に、コニカビジネスソリューションズ、コニカミノルタセンシングと合同で出展いたします。
産業用インクジェットヘッドコーナーでは、(Hall 08b, Stand No.78-2 )では、産業用インクジェットヘッドの次世代フラッグシップモデル『KM1800i』を初公開いたします。また『KM1024』シリーズの高速駆動モデル『KM1024i』、そして今年2月に発表したプリンテッドエレクトロニクス用途初の微細液滴ヘッド、『KM128SNG-MB』の新開発ヘッド3機種を展示いたします。また英国パートナー会社、Industrial Inkjet LTDが、『KM1024i』ヘッドを搭載したフルカラー高速ラベルプリントエンジン、『Colour Print 142i』を展示・実演も行います。4年に一度の印刷業界最大の見本市において、世界各国の印刷業界のお客様に、コニカミノルタの最新インクジェット技術、新製品を各種一堂に展示いたします。
新開発 次世代インクジェットヘッド『KM1800i』 ・・・・・初公開
『KM1800i』は、コニカミノルタが次世代フラッグシップとして、新開発した1776個の多ノズルをもつ印字幅75mmの高性能インクジェットヘッドです。全ノズル同時射出する独立駆動方式、1776ノズルの高密度600npi、シングルパス方式の高画質で高速印刷が必要な商業印刷用途に最適です。
主な特長
- 1776個の多ノズル化、600npiの高密度ヘッド
- 全ノズル独立駆動方式、最大駆動周波数84kHz
- 独自の設計技術により薄型で、コンパクトな外観
- 安定した射出性能により高速印刷での高画質を実現
- 最大8諧調グレースケール機能
- 小液滴タイプ3.5pl、UVインク対応
主な用途
高速・高画質印刷が必要な商業印刷、パッケージ印刷、ポスター印刷等
新ラインアップ、高速駆動モデル『KM1024i』
『KM1024i』は、KM1024シリーズの高速駆動モデルです。従来のKM1024に比較して約3倍の印刷スピードを実現。商業印刷用だけでなく様々な産業用途で利用できるように各種インクで使用が可能です。
主な特長
- 1024個の多ノズル、360npiの高密度ヘッド
- 全ノズル独立駆動方式、最大駆動周波数45kHz
- スリムでコンパクトな外観
- 従来のKM1024と比較して約3倍のスピードを実現
- 最大8諧調のグレースケール機能
- 中液滴タイプ13pl、水系、溶剤、UVインクに対応
主な用途
ラベル印刷、セキュリティ印刷、セラミック印刷、テキスタイル印刷等
MEMS技術を用いた微小液滴インクジェットヘッド『KM128SNG-MB』
コニカミノルタで初のMEMS技術を用いたプリンテッドエレクトロニクス用ヘッド。1ピコリットルの微小液滴を正確・高精度に、そして安定射出が可能です。有機ELなどの今後市場が拡大するディスプレイ製造用途に最適なヘッドです。
主な特長
- 半導体プロセス技術を用いたシリコンMEMS技術を採用
- プリンテッドエレクトロニクス用途初、1plの微小液滴
- 38mm幅、1列、128ノズルの高精度微細ヘッド構造
- ノズル毎の精密駆動による高精度で安定した吐出
- 工業用途で優れた耐インク性、低粘度インクでの射出適性
- 均一な薄膜塗布(100nmレベル)が可能
主な用途
有機ELディスプレイ製造のパターニング、有機EL照明の薄膜層コーティング等