日本超音波医学会 第16回技術賞を受賞

~超広帯域高感度リニアプローブの開発とTriad Tissue Harmonic Imaging による画像改善~

コニカミノルタ株式会社(以下、コニカミノルタ)の超音波開発部グループが、「超広帯域高感度リニアプローブの開発とTriad Tissue Harmonic Imaging (以下、Triad-THI) による画像改善」で、日本超音波医学会第16回技術賞を初めて受賞致しました。同賞は、超音波医学に関する新しい技術を開発し、超音波医学の発展に寄与することが期待される技術者あるいは技術グループを顕彰することを目的とするもので、日本で開発された超音波医学分野の技術で、新しく実用化された技術、既存の製品に新しく組み込まれた技術、または超音波医用工学の国際標準化に寄与する技術が対象です。

クラス最高レベルの分解能を! ~超広帯域プローブへの挑戦~

フィルムメーカーとして培った高度な材料技術や加工技術を音響センサーの開発に応用、クラス最高レベルの周波数帯域と感度を併せ持つプローブの開発に成功しました。この超広帯域プローブによって、直径数百μm程度の筋束や神経束の繊維構造まで鮮明に描出する高画質な画像を提供することが可能です。

低減衰音響レンズ 多層音響整合層 微細加工技術
リニアプローブL18-4

みえないものをみえるようにしたい! ~高調波イメージング技術への挑戦~

クラス最高の診断画像を得るには、プローブの超広帯域化のみならず、新たな広帯域送受信技術の開発も必要でした。そこで、コニカミノルタは、複数の周波数成分を合成送信するTriad-THI技術を実用化しました。これは、プローブ帯域内に含まれる全ての差音・和音成分を使うイメージング技術であり、従来のTHIよりも、分解能とペネトレーションを高度に両立させます。

これらの技術は、当社超音波診断装置SONIMAGE HS1※1に搭載、表層・浅部のみならず関心領域全域の高画質化で、様々な診療分野、診療シーンに貢献することが可能です。

ブローブ帯域の図
Triad-THI (tissue harmonic imaging)

当社は、今後も新しい価値を創造する技術開発に挑戦し続け、早期診断、負荷軽減など社会に貢献する価値を提供してまいります。


肩腱板損傷


Radial nerve


前腕筋損傷筋内血腫

※1
「SONIMAGE HS1」は、コニカミノルタが2014年1月に事業統合したパナソニックヘルスケア株式会社超音波部門とともに共同開発した製品です(承認番号 226ABBZX00051000)。
Triad Tissue Harmonic Imagingおよび SONIMAGE はコニカミノルタの登録商標です。

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