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日経産業新聞にプレス発表

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日経産業新聞にプレス発表

コニカミノルタ傘下の医療事業会社、コニカミノルタヘルスケア(東京都日野市、中尾和博社長)はフィルム無しで画像を記録するエックス線撮影装置の事業を拡大する。撮影後5秒でモニター上に画像を表示できる次世代機を今夏にも発売する。フィルム現像の手間を省け診療の効率性を高められるとして診療所や病院向けに販売を促す。

新製品は「デジタルラジオグラフィー(DR)」と呼ばれる装置。人体を透過したエックス線をセンサーで検出し、直接データ送信して画像表示する。検出板内部に取り付けたセンサーの構造を改め、より少ないエックス線量でも検出できるように性能を高めた。

装置に小さなモニター画面も取り付け、技師が撮影しながら適切な画像を撮れたか確認できるようにしたという。

患者が立った姿勢で撮影する機種と、寝台状の検出器の上に寝そべって撮影する機種を発売する。両タイプの合計で来年3月末までに150―200台の販売を見込む。

価格は現段階で未定だが、フィルムの代わりにセンサー板を用いて記録する撮影装置「コンピューテッドラジオグラフィー(CR)」の現行機種と比べ2倍程度になる見込みだとしている。

政府はフィルムを使わずに撮影した画像の管理システム(PACS)を導入した医療機関に診療報酬を上乗せしている。多くの病院がエックス線装置をCRに置き換え始めたが、CRも検出板に記録した撮影データをスキャナーで読み込む必要があり、撮影後数十秒から数分程度待たないと画像を見られない問題点があった。DRはこの時間を短縮できる。

コニカミノルタヘルスケアは現在CR販売で大手だが、今後はDRの投入をテコにPACSなどのシステム事業も強化・育成する。

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