パルスオキシメーター知恵袋 基礎編

サンソが大事?

何ではかるの?SpO2


生命は酸素がなければ生きていけません。激しい運動をすると筋肉を動かすために大量の酸素が必要になり、激しく呼吸をして多くの酸素(空気)を肺に取り込み、取り込んだ酸素を全身に多く運ぶために心臓の鼓動が激しくなります。健康な人は、このように運動をしたときでもなければ酸素の必要性を強くは意識しません。

しかし、生きていくためには各種の臓器を動かすために酸素が必要です。酸素が充分に運ばれなければ各種臓器に不具合が生じ、臓器不全や生命の危機に繋がります。特に脳細胞は全身の25%の酸素を消費しており、酸素供給が途切れれば、2分程度で脳細胞の破壊が始まります。

パルスオキシメーターは、血液の酸素供給が正常に行われているかどうかを、リアルタイムで測定できる医療機器です。
突然の事故や疾患の急激な悪化、手術中などでは、パルスオキシメーターにより酸素飽和度を連続的にモニターします。
これは、生命維持のための最低限必要な酸素供給力が失われないように、連続的に監視するための目的です。

あるいは、入院中に看護師さんが体温や血圧測定と同時にパルスオキシメーターで酸素飽和度を計るのは、体の内側で何らかの不具合が生じて、それが酸素供給力としての酸素飽和度に現れていないかを確認しています。

身体の酸素供給力が衰えた時に、まずなされるのは酸素の吸入です。酸素は必要なものでもありますが、その一方で過剰な酸素は身体に悪影響をもたらすこともあります。パルスオキシメーターによって、その方にとっての適正な酸素吸入量を判断することにも使われます。

生きるために必要な酸素、健康であるために必要な酸素が、充分に体に供給されているかどうかを確認するために酸素飽和度は測られます。

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