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CR・FPDシステムの導入準備

更新に向けては下記のように業務分担し、導入に向けて準備を行った。

業務(1) 既存のREGIUSコンソールCS-1条件キーとRIS-CRの連携マスターの移行と、FPD導入により新しく設定する必要がある優先モダリティや曝射条件連携などのCS-7システム設定を行う。
業務(2) 撮影室内外へ増設される周辺機器や備品の再配置を行う。特に、既存の撮影室の機能性を担保しながらの長尺リーダーや長尺バリアユニットの配置に注意している。
業務(3) ポータブル装置へのFPD機器の搭載方法検討や、病棟 / OPE室での無線・有線ネットワークの構築を行う。


函館中央病院様 有線・無線ネットワーク図

業務(4) FPD撮影条件を提案するにあたり、CRとFPDの粒状性を比較するための実験を行い、電圧ごとに最低限の画質(粒状性)を担保するS値を求め、撮影条件を算出する。
業務(5) 業務(1)~(4)の統括と、業務行程表作成によるメーカー・管理者への報告を行う。

一般撮影AeroDR導入後

放射線スタッフのメンバーは「CRからAeroDR(FPD)での撮影が主流となり、画像の即時表示による非常に短い撮影サイクルでスループットが格段に向上し、患者様の待ち時間が大きく短縮された」とAeroDRを導入してみての感想を語る。

「撮影スループットの向上は、各科外来職員や撮影している診療放射線技師にも非常に好評で、特にコンベンショナルフィルム時代を経験している技師は画像の即時表示について <一般撮影の革命だ!> との言葉が出るほどに業務効率が改良されている」と皆口々に言う。

その他にも業務効率が格段に向上した要因として、「1撮影室に複数枚のAeroDRが配置していること」が考えられる。システム図で紹介したように、4部屋中3つの撮影室にサイズ違いの3枚のAeroDR、1つの撮影室にサイズ違いの2枚のAeroDRが配置されている。

このように1撮影室へのAeroDRの配置は1枚で使いまわすのではなく、複数枚のAeroDRを立位・臥位リーダーなど適材適所にセットしておくことにより、大幅な業務効率の改善を実感していた。

また、「AeroDRになってからは線量 / 画質面でも大きく寄与した」とも声を発した。従来のCRカセッテのDQE値は22%であったのに対し、AeroDRではDQE値が51%に上昇したため、更新前(CRカセッテ)の1 / 2以下の線量で撮影することができている。

メンバーの中には、「当院ではほぼ全撮影でFPDを使用しているためすべての撮影において被曝線量が低減され、地域住民に対する安全な医療を提供できている」と胸をはって言った。

導入時から振り替えると思いだすこともあった様で、「当初はFPD導入後のシステムの冗長性を考慮して、既存のCRシステムを一部残していたが、装置も安定しており結局は歯科パノラマ撮影以外で使用することはほぼ皆無となった」と見つめなおす瞬間があった。

AeroDRでほぼ全撮影を可能としている今となっては、「既存のCRシステムの一部を廃棄し、スペースの有効活用を行う事も検討した方が良かったのか?」と、当時の構築メンバーはその想いを重ねていた。

しかしながら、「バックアップとしての配置としては今でも後悔していない」と力強く言う。

ポータブル撮影導入後

「FPDの真価はポータブル撮影がもっとも顕著だ」と皆が語る。

治療手技のサポートにX線画像による状況確認は必須である。FPDはX線を即座にデジタル処理をし、画像化するが、ポータブル撮影でも一般撮影に近いサイクルタイムで即時画像確認が可能だ。

医師に直接ノートPCのコンソール画面を見せることにより撮影後は即座に画像確認が可能となった。術後のドレーン位置・IVH・挿管・胃管・骨固定具・ガーゼ確認などに対して、撮影後即時に医師に画像確認を行えることは非常に好評となっている。

病室・手術室での治療手技の画像確認が迅速であると、次の治療手技をすばやく決定することができ、更なる安全な治療手技を維持することが可能となり、AeorDR導入により医師・看護師の手術や処置のルーチンワークも変化しつつある。

また、全病棟・手術室に無線ネットワークを構築したことにより電子カルテでの画像の院内公開も即時に行うことができている点にも院内の評価が高い。

今後の展望について

最後に今後の施設の展望について問うてみた。

「FPD導入前にNPS粒状性による検討から最低限の画質を担保したS値を求め、撮影条件を算出して運用を開始した。現在、稼動開始より5ヶ月が経過しデータ収集も順調に進んでいるため、現状の撮影条件・被曝線量が適切であるかを検討しなければならない。

また、CS-7撮影条件キー・画像処理条件・X線発生装置との撮影条件連携の見直しを行い、更なる撮影スループットの向上に努めていきたい。」とますます意欲が膨らむばかりであった。

今後のますますの技能向上と医療安全に期待をしたい。

放射線科からのメッセージ

我々、函館中央病院診療放射線科はFPD導入に関し、より良くしようと試行錯誤した様々な経験があります。が、本内容だけでは全てをお伝えしきれなかったと考えており、我々の経験が少しでも皆様方にお役に立てれば幸いと思っております。

何かお悩み、疑問点等ありましたら当院、もしくは貴院所在地域のコニカミノルタジャパン営業担当者様に一声いただきましたら、こちらから改めてご連絡させて頂きます。忌憚のないご質問をお待ちしております。

(診療放射線技術科 一同)


ご協力をいただいた函館中央病院 診療放射線技術科の皆様

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