導入事例

ヘルスケア

雪吹医院

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クリニックは一次予防、大学病院は二次予防

同院では、月に2度、院長の子息の周生氏が循環器関連領域の診療を行う。日本医科大学千葉北総病院 循環器内科の医局長を務めるカテーテル治療の専門家だ。周生氏は大学病院での先進医療とクリニックでの診察を次のように語る。

「それぞれ立場の違う医療機関で患者さんに接することができるのは、医師として有り難いことだと思っています。大学病院での先端的な医療、クリニックでの全人的医療、双方を経験することが客観的な視点を育むことに非常に役立っていると感じます。大学病院では若い医師を指導する立場でもありますが、専門性を高めることは重要だが、それによって視野が狭くなることのないようにと常に言っています」

そして、大学病院と比較して、クリニックでの治療の役割を次のように説明する。

「大学病院は急性期の先端的治療と二次予防、それに対してクリニックは一次予防という観点が強いと思います。大学病院では心筋梗塞や冠動脈疾患といった大きな病気を経験した後の再発防止に重点が置かれますが、クリニックではどちらかというと大きな病気にならないためにどう予防するかということに力点を置くことが多いです。そしてクリニックの一次予防では、患者さんのトータルリスクを把握することが大切になってきます。例えば患者さんが将来の心筋梗塞のリスクをどれだけ持っているのかは、血圧を測るだけではなかなかわかりません。血液検査でコレステロール値を診る、頸動脈エコーで動脈硬化を確認する、脈波を診るなど、複合的な検査で探っていくことが大切です」

中でも超音波診断装置は重要な診断ツールだと周生氏は言う。

「高齢の患者さんが多いクリニックでは、侵襲性のない診断装置は重宝するものです。超音波診断装置は聴診器の延長線上にあるものだと言っていいでしょう。特別な資格がなくても、医師であれば誰でも使えますし、汎用性があって手軽に使える装置です」

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