いい匂いでいなければいけない女たち ~フローラル寿司を殲滅せよ!~

「女は何もしないでもいい匂い」ではない

「女っていい匂いだよな~」そんな認識のこの世の中。殿方たちにそう言ってもらえるのは、すごく光栄ではあります。しかし!! しかしですよ、「女は何もしないでもいい匂い」ではない。これは女たちがいい匂いでいるべく、シャンプーやボディクリームを選び、臭くならないよう対策をし、さらにはいい匂いを自然と相手に嗅がせるシチュエーションを作り、極めつけにはそれらの努力をまったく顔に出さず、涼しげな表情で過ごしているからであります。

女だって何もケアせず、いい匂いのものをつけずに過ごしていたら汗臭くなるし、1日風呂をサボれば頭から脂の匂いもする。犬山も「今日は誰にも会わないから風呂はサボるか~(夫はノーカウント)」と、よく悪魔の声が囁くのですが、昼ぐらいに自分からする、脂がいろんな食材の匂いを吸ったなんとも言えない匂いに嫌気がさし風呂にしぶしぶ入ることがよくあります。1日風呂に入らないで、ラーメンなんか食べると、ずっと自分の周りにラーメン臭がこびりつくんですよ。それがとんこつだった日には……。 ヒーッ!

しかし、この「女はいい匂い」ということが常識のような状態になっている今、逆に言うと「女はいい匂いでいなければならない」にもなりまして。この常識に苦しんでいる女子も結構見受けられます。全然臭くないのに「私って臭くないかな!?」と不安になっちゃう人。そして、ボディクリームを塗りまくり、制汗剤も振りまくり、匂いのきつい柔軟剤をつかい、香水をたっぷりつける。そこまでやっちゃうと「イランイラン!? ムスク!? オレンジ!? バラ!? なんだこの匂いの渋滞は! く…くせえ!」とか「香水臭い女は苦手」とか言われちゃうんですよね……。(香水嫌いの男性結構多いし)

体臭がキツいって言われるのが何よりも怖い

「クサい」と言われるのが怖いから、いい匂いをつけたはずが最終的にクサくなってしまっているという……。矛盾を感じるのですが、彼女たちの気持ちは「体臭がキツいって言われるのが何よりも怖い」ので、化学物質でクサいって言われても、それはそんなに傷つかない。香水は自分本体が貶されないようにするバリアの役目なのかもしれません。

でも、この気持ちわかるんですよ。犬山も思春期の頃「自分の匂いは自分ではわからないもの」と聞いてから「え? じゃあ私は気が付いてないだけで臭いかもしれないの?」と悩んだことがあります。「私ってクサい?」なんて恥ずかしくて家族にも聞けないし、人が見てないところでさりげなく匂いをチェックしてみるも、自分じゃクサいかどうかわからない。「もうわかんないから、クサかったときのためにとりあえず香水でもふっとくか」という気持ちになりましたからね。んで、家族に「とうとう家でピコピコ(ゲームのこと)ばっかりやってる紙子も色気づいたか」とからかわれ「そんなんじゃない!」と必死に否定してたっけ。まあ、色気づいてはいたのですが。

フローラルなウニとか食いたくないわ!

だから、香水臭い人を見ると「ああ……誰かのコンプレックスが爆発してるんだろうなあ」って思うようになり、別に彼女たちを非難しようとは思わない。でも、でも許せないシチュエーションがひとつある。それは寿司屋に香水つけてくることだーっ!

もうね、友人が寿司屋に香水を付けてきた時にはさすがに「フローラルなウニとか食いたくないわ!」と怒りましたよ。彼女にしてみたら、寿司が不味くなるよりも自分が臭くない方が大事なことなのでしょう、でも! 君は別に香水つけなくても臭くないんだよ! 自信を持ってくれーーーー! でもそんなこと言えねーーーー!

これ、デートのときも女性がやらかしがちですよね。彼にはいい匂いと思われたいと香水をつけてデートに出向くも、ディナーのときにその匂いが逆効果に。香水はどの料理にも最悪のスパイスにしかなりませんもの。できる女はディナーまでは香水をつけず、ディナー後ポーチに忍ばせたボディクリームか小瓶の香水を軽くつけたりしてるものです。あと、さらにデキる女は彼のパジャマを着る前に、コッソリボディークリームを塗っていい匂いのマーキングもする。彼女が帰ったときに彼が「おや……パジャマからいい匂いが?」ってなる寸法ですね、よっ策士!

だからですよ、もうフローラル寿司を食べないためにも、そして彼女たちが必要以上に傷つかないためにも匂いを数値化してくれる何かが必要な訳です。自分でクンクンしてもわからないし、人には恥ずかしくて聞けないものですから、数字で見るしかない。数値を見て安心すれば、フローラル寿司という悲劇は起きないし、もし数値が高かったら正しいアプローチで対策できるはず。

犬山だって、夏に汗をかいた後とか、不安に思うタイミングはある(風呂に入らない日は論外としても)。そんなとき、白雪姫の鏡のように「あなたの匂いはクサくないですよ」なんて言ってもらえたら、もっともっと自信を持てるし、人とよりコミュニケーションがとれるのだろうな、そう思うのであります。ってなわけでお願いしますよ! コニカミノルタ先生!

今回の記事執筆、イラストを作成した犬山紙子さん

犬山紙子いぬやま かみこ

仙台のファッションカルチャー誌の編集者を経て、家庭の事情で退職。
その後6年間東京でニート生活を送り、その間毎晩飲み歩き、美女の友達が芋蔓式に増えていき、彼女らがアラサーになるにつれ、みんな恋愛で苦戦するようになったので、それを2年前から、ブログにイラストとエッセイで書き始める。ツイッターでその模様が拡がり、マガジンハウスからブログ本「負け美女」を出版。多数の女性から「私の周りにも負け美女がいます!」との声があがり、共感を得て、話題になり、現在TV、ラジオ、雑誌、Webなどで粛々と活動中。基本ゲーム好きでサブカル仲間も非常に多く、その交遊関係はかなり幅広い。

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