PIONEERS ASIA

世界を変えるイノベーションへの挑戦

  1. 未来を担うスタートアップの祭典
  2. イノベーションを成功に導く「鍵」とは?
  3. オープンイノベーションから
    生まれる新たなビジネス

3月21日から23日までの3日間、美しい日本庭園が広がる東京・白金台の「八芳園」をメイン舞台に、
コニカミノルタがスポンサーを務めるスタートアップイベント「Pioneers Asia 2016」が開催されました。
オープンイノベーションによって、新しい価値を生み出すための取り組みをご紹介します。

01未来を担うスタートアップの祭典

欧州最大のスタートアップイベント、アジア初上陸!

欧州やアジアなど世界各国から集った250を越えるスタートアップ。
国際色豊かでオープンな雰囲気の会場には、最新技術や製品が展示され、ロボティクス、交通、ライフサイエンス、金融、エンターテイメント、ファッションなど、多岐に渡る分野のセッションでは、先進的な議論が交わされていました。

スタートアップのアイディアが光る「90秒ピッチ」

コニカミノルタがブランディングを手掛けた「ACADEMY STAGE」では、スタートアップが90秒で投資家や企業、メディア向けにプレゼンテーションを行う「90秒ピッチ」が大きな盛り上がりを見せました。世界的に注目を集めるFinTechを背景とした金融系サービスや、Bitcoinなどに代表されるブロックチェーンの仕組みを用いたサービスが多く見受けられました。例えば、資産をデジタル化してペーパーワークを不要にする「MIDAS RESERV(タイ)」や、電子株式の発行をはじめとした企業の設立・運営システムのデジタル化を促進する「OTONOMOS(シンガポール)」などです。

見事グランプリに輝いたのは、IoTを用いて製造現場をスマートファクトリー化する「Swie.io(スイス)」と、路上駐車予測を含む駐車場管理システムを提案した「Parkbob(オーストリア)」。栄冠を勝ち取った2社には観客から大きな拍手が贈られました。

02イノベーションを
成功に導く「鍵」とは?

スタートアップとの協業の秘訣

コニカミノルタ株式会社 執行役 市村雄二が参加したトークセッションでは、大企業とスタートアップが協業をする上での課題や、成功の秘訣について意見を交わしました。まず、最先端テクノロジーをスピーディに取り入れ、実践していくスタートアップに対し、いわゆる“日本的な大企業”に多く見られる、企画の検証や予算の確認といった決断までの長い承認プロセスの問題を指摘。また、自社のみでのイノベーションは難しいと決めつけてしまった大企業が、スタートアップ側に過度な期待をしてしまうことなども失敗の要因として挙がりました。「大企業でもイノベーションは起こせるという前提があってこそ、スタートアップと目線を合わせてビジネスに取り組める」と市村は語り、大企業にとって必要なマインドを再確認しました。

コニカミノルタ株式会社 執行役 市村雄二
2日目に開催されたワークショップ。海外のスタートアップとコニカミノルタ社員が、お互いの開発領域について情報交換を行いました。

協業相手の選定基準とは?

スタートアップ側にとっても、“どの企業と組むか”は成功を占う上で重要なファクターになります。コニカミノルタには、プロジェクトリーダーの裁量を増やすことで、スムーズな意思決定を行える体制など、スタートアップを受け入れる土壌が準備されています。さらに、スタートアップを選定する基準も明快です。「まず顧客に『こんなビジネスを考えてるんだけど、どうでしょう?』と聞いてみるんです。『Wow!』と良い反応をもらえたら協業を検討する」と市村は言います。予算や売上といった数字的なプライオリティは二の次。イノベーションの芽を摘まない姿勢も、スタートアップと良好な関係を築くために必要なことと言えるでしょう。

03オープンイノベーションから
生まれる新たなビジネス

新規事業創造チーム「Business Innovation Center(BIC)」

会場には、コニカミノルタのBIC Japanによる展示ブースも設けられました。BICは、新しいテクノロジーによるイノベーションを目的に、シンガポール、シリコンバレー、東京、ロンドン、上海の5拠点で、各地域に根ざしたビジネス開発を進めています。これまでにないアイディアを、人々の生活やビジネスに役立つサービスとして組み上げるためには、様々なプロフェッショナルの方々と協力関係を築く必要があります。

BICは、オープンイノベーションを掲げ、スタートアップをはじめ、教育機関や研究機関と積極的な協業を行っています。BIC Japan所長 波木井は「新しいビジネスを自分たちの手で起こしたい。そういった会社とコラボレーションしながらビジネスを作っていくのが我々の任務です」とイノベーションへの思いを語りました。

BIC Japan所長 波木井 卓

BIC Japanが開発したソリューション「HANA」と「MIMI」

現在20以上のプロジェクトが進行中のBIC Japanは、今回ニオイチェッカー「HANA」と医療通訳サービス「MIMI」という2つの新しいソリューションを出展しました。「HANA」における中年男性の体臭や、「MIMI」における日本語が堪能でない外国人のための医療という着眼点には、コニカミノルタのDNAともいえる“カスタマーセントリック(顧客中心主義)”の発想が活きています。

ブース前では多くの人が足を止め、BIC Japanの取り組みに耳を傾け、開発担当者と話し込む様子が見られました。 「コニカミノルタはカメラや複合機のメーカーだと思っていたが、印象がガラリと変わった」という声も多く寄せられました。

Business Innovation Center Japan サイトはこちら

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「HANA」

日本で初めて、体臭成分を判別することに成功。現在は30〜40歳代の男性向けにエチケット訴求での製品化を検討中。将来的にはセンサリング領域をさらに広げ、施設の衛生面チェックなどBtoBも視野に入れたソリューションを目指しています。

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「MIMI」

医療機関における外国人のコミュニケーションをタブレット経由でサポート。医療ツーリズムへの対応や2020年東京オリンピックも見据えた外国人向け医療のフルサポートを目指しています。

未来のイノベーションを育てるために

「Pioneers Asia 2016」では、プレゼンテーションする側、審査する側、出展する側のそれぞれが、企業規模に関係なく、食事を交えながらカジュアルにコミュニケーションする姿があちこちで見られました。スタートアップと大企業が協業して成功するために必要なヒントは、こうした雰囲気のなかにこそあるのかもしれません。イノベーションの芽を摘まず、それを育てる土壌を提供することこそ、私たちを取り巻くマーケット、国、そして世界を変えるために今、必要とされていることではないでしょうか。コニカミノルタは、今後もスタートアップと共に“世界を変えるイノベーション”を目指して挑戦を続けます。

「Pioneers Asia 2016」サイトはこちら

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