見えない「セキュリティ」というサービスを魅せる演出
ビジネス拡大
コミュニケーション活性化
50~100坪
東芝ITサービス株式会社 様

調光フィルムの採用で、普段は曇りガラスですがお客様見学の際は、透明化してセンター内が見渡せます。


監視エリアは、役割別に階層化。後列にいくほど15cmほど高くなっていて、上位の者が前列のモニターを見ながら業務の支援をできるように配慮されています。

レベル1~5までの5段階の認証による管理体制を実現し、センターへの出入りは、生体認証を採用。また執務室前には、個人用ロッカーを設けて私物の持ち込みを禁止。レベル4の認証の後、会社から支給された機器だけが室内に持ち込めます。

デスクをコの字型に配置。普段はデスクに向かい診断業務や解析業務を行いますが、椅子を180°回転させれば、中央のデスクですぐにミーティングが行えます。
Challenges and Solutions 課題と解決
セキュリティという目に見えないサービスをお客様にアピールしたい
堅牢性はいうまでもなく、お客様に安心や品質をアピールするようなセキュリティ―ルームにしたい
魅せるセキュリティールームのご提案
お客様の見学コースに調光フィルムを採用。廊下からガラス越しにセンター内を見ていただく際、 最初は白く曇ったガラスをスクリーンにして施設のご紹介ビデオを映し、ご紹介が終わったときにスイッチ一つで透明化。ガラスの向こうに、突然近未来的なセキュリティ施設が現れる仕掛けにしました。「まさにセキュリティ性と“魅せる”化を両立できました。この演出に、お客様はみんな驚かれます。“魅せるショールーム”としての効果は満点です」(ITO第二サービス部 サポートサービス部 セキュリティオペレーションセンタ センタ長 枡田様)

スタッフ間のコミュニケーションを促進したい
執務スペースとミーティングエリアの融合
デスクをコの字型に配置。普段はデスクに向かい診断業務や解析業務を行いますが、椅子を180°回転させれば、中央のデスクですぐにミーティングが行えます。ここでは、案件ごとにチームを組んで仕事ができるようフリーアドレス制を採用しています。
その他、お客様の環境を見張る監視エリアは、アナリスト(前列)、シニアアナリスト(中列)、スーパーバイザー(後列)と役割別に階層化。後列にいくほど15cmほど高くなっていて、上位の者が前列のモニターを見ながら業務の支援をできるように配慮されています。最前面の大型モニター、アーチ型に配されたデスクと相まって、近未来感あふれる空間になっています。

Interview お客様インタビュー
コニカミノルタのオフィスデザインに興味を持っていただいたきっかけはなんでしょうか。
浜松町の「Liveオフィス」に招待頂き、ワークスタイル変革の自社実践をお話頂きました。驚いたのは、自社実践の成功例だけでなく、失敗例も併せてご提示いただいたことでした。自ら経験した働き方変革や環境づくりの体験を、すべて包み隠さずお客様に還元する姿勢。これならパートナーとして信頼できる、安心して任せられると感じました。(枡田様)

枡田 様
今回のリニューアルでどんな影響がありましたか?
「魅せるセキュリティルーム」は、完成以来10カ月足らずで、50社以上、約200名のお客様が見学にいらっしゃいました。大きな反響を呼び、大変多くの引き合いや依頼をいただいています。確実に我々のビジネス拡大につながっています。(枡田様)

Creater's Voice デザイナー/プロジェクトマネージャー(PM)の声
「デザイン×IT」をテーマにデザインと機能性のバランスを考慮しました。
特にセキュリティルームは、見学に訪れたお客様に空間の暖かさと同時にセキュリティの先進性を感じられるようなデザインに仕上げています。
また、監視作業などの長時間業務を想定し、天板を木目にすることで照明の反射による目への負担を軽減しています。
Customer Data お客様データ
- 事業内容
- 情報システムの設計から導入、展開、運用保守まで、ICTライフサイクル全体を通したトータルサポートサービス
- 取材日
- 2016年6月