原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
ファクスを送信するときは、ファクスモードを利用すると便利です。ファクスモードについて詳しくは、こちらをごらんください。
ファクス番号を指定します。
宛先の指定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
複数の宛先を指定することで、コンピューターへの送信、ファクス送信などが同時に実行できます。初期設定では、複数の宛先の指定が禁止されているため設定変更が必要です。詳しくは、こちらをごらんください。
必要に応じて、ファクス/スキャンモードのトップ画面の表示を変更できます(初期値:[登録宛先から])。詳しくは、こちらをごらんください。
必要に応じて、ファクス送信のオプション設定をします。
オプション設定について詳しくは、以下の各項目をごらんください。
目的 | 参照先 |
---|---|
原稿サイズや解像度などの基本的なオプション設定をしたい | |
サイズの異なる原稿や本など、いろいろな原稿に合わせたオプション設定をしたい | |
新聞紙など、下地に色がついている原稿や、色の薄い原稿などの画質を調整したい | |
日時やページ番号を振りたい | |
その他のオプション設定 |
スタートを押します。
必要に応じて、送信前に[設定確認]をタップし、指定した宛先や設定内容を確認します。
宛先の指定や、オプション設定をやり直したいときは、リセットを押します。
指定した宛先や設定内容を確認する画面が表示された場合は、内容を確認して[送信]をタップしてください。
キーボード画面が表示された場合は、設定されているパスワードを入力して、[送信]をタップしてください。パスワードについては、本機の管理者にお問い合わせください。
送信が開始されます。
原稿の読込み中にストップを押すと、読込みを停止し、停止中のジョブの一覧を表示します。原稿の読込みをやり直したいときは、一覧から停止中のジョブを削除します。
送信するファクスには、発信元情報が自動的に付加されます。
発信元名を複数登録し、送信先に応じて使い分けることができます。詳しくは、こちらをごらんください。
発信元情報とは、本機の名前や会社名(発信元名)とファクス番号などのことで、送信するファクスに自動で付加されます。
発信元名は、初期値として設定されている発信元名が自動的に付加されます。発信元名を複数登録している場合は、初期値を変更できます。
発信元情報を原稿内に印字する場合、発信元情報がファクスの画像の一部にかかり、画像が欠けることがあります。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[応用]-[ファクス発信元設定]をタップします。
発信元名の一欄から、変更したい発信元名を選び、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。ファクスには変更した発信元名が付加されます。
[ファクス発信元設定]での変更は一時的なものです。よく使う発信元名は、発信元名を登録するときに初期値として設定しておくと便利です。
回線や送信先の装置の問題で正常に送信できなかったときは、一定時間経過後に自動的に再送信(リダイアル)します。初期設定では、3分おきに3回まで再送信します。
設定した回数までオートリダイアルされてもファクスを送信できなかった場合、ファクスを本機のボックスに一時的に保管し、あとから再送信することもできます。詳しくは、こちらをごらんくさい。
送信できなかったファクスは、再送信(リダイアル)待ちの予約ジョブとなります。
再送信待ちのジョブは、オートリダイアル機能によって、一定時間経過後に自動的に再送信されますが、手動で再送信を実行することもできます。
[ジョブ表示]をタップします。
再送信待ちのジョブを選び、[リダイアル]をタップします。
[実行]をタップします。
送信が開始されます。
再送信機能は、オートリダイアル機能でも送信できなかったファクスを本機のボックスに一定期間保存する機能です。
保存されたファクスは、ボックスから呼出してあとから再送信できます。
タイマー通信は、通信を開始する時刻を設定しておくと、指定した時刻に自動的に通信を開始する機能です。
タイマー通信機能で、早朝や深夜などの電話料金割引時間帯を利用してファクス送信を予約しておくと、通信コストの削減に役立ちます。タイマー通信機能によるファクス送信は20件まで予約できます。
タイマー通信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
クイックメモリー送信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ファクス以外の宛先を含む同報送信
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
複数の宛先をまとめて指定することもできます。
[応用設定]-[ファクス設定]-[タイマー通信]をタップし、[ON]をタップします。
通信を開始する時刻をテンキーで入力し、[OK]をタップします。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
原稿の読込みが開始されます。指定した時間になると、自動的にファクス送信が開始されます。
通信開始時刻に本機の電源がOFFの場合、ファクス送信は開始されません。電源をONにした直後にファクス送信が開始されます。
通信開始時刻に本機が節電状態の場合、節電状態から復帰して、ファクス送信が開始されます。
中継配信は、1通のファクスを中継機に送信すると、受信した中継機が、あらかじめ登録してあるグループ宛先に受信したファクスを配信する機能です。
中継機と配信先を地域別にグループ化して準備しておけば、すべての宛先に同報送信するよりも全体の通信費を抑えられます。遠距離へ同報送信したい場合などに有効です。
送信先の装置(中継機)にF コード機能が備わっている必要があります。
あらかじめ中継機に設定された中継用のボックス(中継ボックス)のボックス番号と中継配信用の中継パスワードの確認が必要です。
中継配信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
パスワード送信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
本機は、中継機としてもお使いいただけます。詳しくは、こちらをごらんください。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
中継機のファクス番号を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[Fコード送信]をタップし、[ON]をタップします。
[SUBアドレス]と[送信ID]を入力し、[OK]をタップします。
[SUBアドレス]:中継ボックスのボックス番号を入力します。
[送信ID]:中継配信用の中継パスワードを入力します。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
中継機への送信が開始されます。中継機で受信されたファクスは、中継機で登録されている配信先へ配信されます。
手動送信は、送信先と通話したり信号音を確認したりすることで、ファクスを受信できる状態であることを確認してから送信する方法です。
送信先が受信できる状態のときに、確実に送信できます。
送信時の宛先2度入力機能を設定している場合、手動送信はできません。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
ファクスを送信するときは、ファクスモードを利用すると便利です。ファクスモードについて詳しくは、こちらをごらんください。
必要に応じて、ファクス送信のオプション設定をします。
オプション設定について詳しくは、以下の各項目をごらんください。
目的 | 参照先 |
---|---|
原稿サイズや解像度などの基本的なオプション設定をしたい | |
サイズの異なる原稿や本など、いろいろな原稿に合わせたオプション設定をしたい | |
新聞紙など、下地に色がついている原稿や、色の薄い原稿などの画質を調整したい | |
日時やページ番号を振りたい | |
その他のオプション設定 |
オフフックキーをタップします。
電話機をお使いの場合は、受話器を上げます。
[送信]が選ばれていることを確認し、ファクス番号を指定します。
ファクス番号は、[登録宛先から][直接入力][履歴から選択][プログラム]から指定できます。宛先の指定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。ファクス/スキャンプログラムの指定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
信号音が聞こえたら、スタートを押します。
宛先の指定や、オプション設定をやり直したいときは、リセットを押します。
送信を開始するかどうかを確認する画面が表示されます。
[はい]をタップします。
送信が開始されます。電話機をお使いの場合は、受話器を戻します。
原稿の読込み中にストップを押すと、読込みを停止し、停止中のジョブを削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。原稿の読込みをやり直したいときは、[はい]を選びます。
ECM(Error Correction Mode)は、ITU-T(国際電気通信連合)で定められた誤り再送方式です。
ECMに対応したファクス機の間では、送ったファクスのデータに誤りがないことを確認しながら通信が行われるため、電話回線の雑音などによる画像の乱れを防止できます。
本機は、初期設定ではECMを使った通信を行います。雑音が多い場合はECMを使わない場合と比べて、通信時間が若干長くなることがあります。通信時間を短縮したい場合は、ECMを解除して送信することもできます。ただし、画像の乱れや通信エラーの原因となる場合がありますので、状況に応じて設定を変更してください。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、ECMで送信するかどうかを設定できます。
ECM機能を解除すると、以下の機能は併用できません。
V.34 OFF、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[ECM]の設定を解除し、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。
V.34は、スーパーG3のファクス通信に使われる通信方式です。
A4原稿1ページが約3秒の高速で送られるため、通信時間を短縮して、通信コストを削減できます。
本機は、初期設定ではV.34を使った通信を行います。送信先または本機がPBX回線に接続されている場合など、回線の状況によってスーパーG3モードで通信できない場合は、V.34を解除して送信することもできます。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、V.34で通信するかどうかを設定できます。
V.34機能を解除すると、以下の機能は併用できません。
ECM OFF、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[V.34]の設定を解除し、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。
クイックメモリー送信は、原稿を1ページ読取ると同時にファクス送信を開始する方法です。発信元記録に総ページ数を入れることもできます。
本機は、通常、原稿をすべて読込んでメモリーに蓄積してから送信を開始しますが(メモリー送信)、クイックメモリー送信を使うことで、全体の処理時間を短縮できます。また、原稿の枚数が多い場合にも、メモリーオーバーすることなく送信できます。
クイックメモリー送信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
タイマー通信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)、ファクス以外の宛先を含む同報送信
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[クイックメモリー送信]をタップし、[ON]をタップします。
発信元記録に総ページ数を入れる場合は、[原稿枚数指定]を選んでから、テンキーで枚数を入力し、[OK]をタップします。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
原稿を1ページ読取ると同時に、送信が開始されます。
海外通信モードは、伝送速度(情報を送る速さ)をゆっくりとしたスピードに設定して送信する機能です。
通信状態の悪い地域にファクスを送る場合などに有効です。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、海外通信モードで通信するかどうかを設定できます。
海外通信モード機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[海外通信モード]を選び、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。
複数の回線をお使いの場合に、使用する回線を選んでファクスを送信できます。
空いている回線を使ってファクスを送信したり、送信に使う回線を使い分けたりできます。
ファクス送信に使用する回線を指定した場合、 指定した回線が使用できないときは、ジョブが破棄されます。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、送信に使う回線を設定できます。
回線指定機能と以下の機能は併用できません。
ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)
増設した回線に個別の機能を設定します。それぞれの回線で異なる機能を設定すると、回線ごとに異なった使い方ができます。
設定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
[複数回線使用設定]で[受信専用]を設定している場合は、回線を指定できません。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[回線指定]で、送信に使う回線を選び、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。
宛先確認送信は、ファクス送信に指定したファクス番号と、送信先のファクス番号情報(CSI)とを照合し、一致した場合にファクスを送信する機能です。
指定したファクス番号と送信先のファクス番号情報(CSI)が一致しない場合は通信エラーとなるため、誤送信を防止できます。
送信先の装置に自局のファクス番号が登録されている必要があります。
送信先を短縮宛先に登録するとき、ファクス番号の登録に加え、常に宛先確認送信するように設定できます。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[回線設定]をタップします。
[宛先確認送信]を選び、[OK]をタップします。
スタートを押します。
送信が開始されます。
親展通信は、登録番号やパスワードが必要なボックス(親展ボックス)を使って、特定の相手とだけ通信する機能です。
セキュリティを強化したファクス通信ができます。
送信先の装置にF コード機能が備わっている必要があります。
あらかじめ送信先の親展ボックスのボックス番号と、親展受信用の通信パスワードの確認が必要です。
親展通信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
パスワード送信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
本機に親展ボックスを登録して親展のファクスを受信することもできます。親展ボックスの登録について詳しくは、こちらをごらんください。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[Fコード送信]をタップし、[ON]をタップします。
[SUBアドレス]と[送信ID]を入力し、[OK]をタップします。
[SUBアドレス]:親展ボックスのボックス番号を入力します。
[送信ID]:親展受信用の通信パスワードを入力します。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
送信が開始されます。
パスワード送信は、パスワードをつけてファクスを送信する機能です。パスワードでファクスの通信相手を制限している(閉域受信機能を設定している)装置に送る場合に使います。
送信先が閉域受信(パスワード)機能をもつ、弊社の機種のときにだけお使いいただけます。
あらかじめ送信先の閉域受信パスワードの確認が必要です。
パスワード送信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
中継配信、親展通信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
本機は、閉域受信機能を使ってファクスの通信先を制限できます。閉域受信機能について詳しくは、こちらをごらんください。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[パスワード送信]をタップし、[ON]をタップします。
送信先の閉域受信パスワードをテンキーで入力し、[OK]をタップします。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
送信が開始されます。
ポーリング送信は、受信側からの受信指示(ポーリング指示)で送信するファイルを、あらかじめ内蔵ハードディスクに蓄積(登録)しておく機能です。
ポーリング用のファイルは、システムボックスのポーリング送信ボックスに登録され、ポーリング指示を受けると送信されます。
ポーリング送信ボックスには、1ファイルだけ登録できます。
ポーリング送信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
タイマー通信、中継配信、親展通信、ECM OFF、V.34 OFF、クイックメモリー送信、海外通信モード、パスワード送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
ポーリング受信機能を使って、相手機でポーリング用に登録されているファイルを、本機から指示して受信することもできます。ポーリング受信機能について詳しくは、こちらをごらんください。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
[応用設定]-[ファクス設定]-[ポーリング送信]をタップし、[ON]をタップします。
[通常]が選ばれていることを確認し、[OK]をタップします。
スタートを押します。
ポーリング送信ボックスにファイルが登録されます。
ポーリング送信(掲示板)は、受信側からの受信指示(ポーリング指示)で送信するファイルを、あらかじめ本機の掲示板ボックスに蓄積(登録)しておく機能です。
掲示板ボックスに登録したファイルは、ポーリング指示を受けると送信されます。
1つの掲示板ボックスには1ファイルだけ登録できます。掲示板ボックスは10 個まで登録できるため、用途に応じた使い分けができます。
掲示板に登録されたポーリング用のファイルは、受信側からのポーリング指示で送信されたあともボックスから削除されません。掲示板ボックスに設定されているファイルの保管期間に従います。
ポーリング送信(掲示板)機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
タイマー通信、中継配信、親展通信、ECM OFF、V.34 OFF、クイックメモリー送信、海外通信モード、パスワード送信、ポーリング送信、ポーリング受信、ポーリング受信(掲示板)
ポーリング受信機能を使って、相手機の掲示板ボックスに登録されているファイルを、本機から指示して受信することもできます。詳しくは、こちらをごらんください。
原稿をセットします。
[ファクス/スキャン]をタップします。
[応用設定]-[ファクス設定]-[ポーリング送信]をタップし、[ON]をタップします。
[掲示板]をタップし、ファイルを登録する掲示板ボックスのボックス番号をテンキーで入力してから、[OK]をタップします。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
掲示板ボックスにファイルが登録されます。
本機に電話機を接続し、回線をファクスと電話両方でお使いになる場合は、TEL/FAX自動切換え機能を使うと便利です。
TEL/FAX自動切換え機能は、着信がファクスなのか電話なのかを自動的に検知する機能です。着信がファクスのときは、自動的にファクスの受信を開始します。着信が電話のときは、電話機の呼出音が鳴り、受話器を上げると通話できます。
本機が着信すると、相手機へ音声メッセージ1を流したあと、本機に接続している電話機の呼出音を鳴らし、その後、相手機へ音声メッセージ2を流します。この間に、着信がファクスなのか電話なのかの検知を行います。 音声メッセージは、次のとおりです。
音声メッセージ1:「電話の方はしばらくお待ちください。ファクスの方はスタートボタンを押してください。 」
音声メッセージ2:「ただいま近くにおりません。ファクスに切換えます。 」
音声メッセージ2が流れたあとは、ファクスの受信状態に切換わります。
相手機へ音声メッセージを流さないように設定することもできます。
呼出音が鳴っているときに受話器を上げ、「ピー」という音が聞こえたり、音が聞こえなかったりした場合は、ファクスの着信です。受話器を上げたままスタートを押すとファクスを受信できます。
[回線モニター音]を[ON]に設定すれば、相手機へ流している音声メッセージや通信音を本機で聞くことができます。[回線モニター音]について詳しくは、こちらをごらんください。
増設した回線側では、この機能は使用できません。
TEL/FAX自動切換え機能を使用する場合、留守番電話を使った自動受信およびリモート受信機能を使用することはできません。
自動受信(TEL/FAX自動切換え)するには、次の設定が必要です。
設定 | 説明 | 参照先 |
---|---|---|
[受信方式] | [自動受信]に設定する | |
[TEL/FAX自動切換え] | [ON]に設定する | |
[留守番電話接続設定] | [OFF]に設定する |
電話をかける場合は、電話機の受話器を上げ、ダイアルします。通話が終了したら受話器を戻します。
電話を受ける場合は、電話の呼出音が鳴ったら、受話器を上げて通話します。通話が終了したら受話器を戻します。
呼出音が鳴っているときに受話器を上げ、「ピー」という音が聞こえたり、音が聞こえなかったりした場合は、ファクスの着信です。受話器を上げたままスタートを押すとファクスを受信できます。
リモート受信は、電話機を接続して本機をお使いの場合に、電話機のダイアルでファクスの手動受信を操作する機能です。
ファクスの手動受信はタッチパネルでも操作できますが、電話機をお使いの場合は、受話器を上げてそのまま受信を指示できるので便利です。
ダイアル(パルス)回線でリモート受信するには、電話機でトーンに切換える必要があります。この機能を持たない電話機ではリモート受信できません。詳しくは、電話機のマニュアルをごらんください。
増設した回線側では、この機能は使用できません。
リモート受信機能を使う場合、TEL/FAX自動切換え機能および留守番電話を使った自動受信を使用することはできません。
本機に電話機を接続し、回線をファクスと電話両方でお使いになる場合、留守番電話接続設定機能を利用できます。留守番電話機能を常にお使いになる場合は、留守番電話接続設定機能を使うと便利です。
留守番電話接続設定機能は、着信がファクスなのか電話なのかを自動的に検知して、着信がファクスのときは自動的にファクスの受信を開始し、着信が電話のときは留守番電話のメッセージを再生する機能です。
着信があると、留守番電話のメッセージが流れ、その間に検知が行われます。
電話機でメッセージ録音が開始されると、本機はファクスの受信状態に切換わります。
電話機の留守番電話機能が設定がされていないなど留守番電話が応答しない場合は、約20秒後にファクスの受信が開始されます。
増設した回線側では、この機能は使用できません。
留守番電話を使って自動受信を行う場合、TEL/FAX自動切換え機能およびリモート受信機能を使用することはできません。
強制メモリー受信は、受信したファクスを本機の強制メモリー受信ボックスに保存する機能です。
受信したファクスの内容を確認して、必要なものだけを印刷することで、印刷コストを削減できます。ファクスの盗難や紛失を防げるためセキュリティを強化でき、重要なファクスも安心して扱えます。
また、必要なファクスを手動で転送することもできます。受信したファクスの内容に応じて毎回異なる宛先に転送できるので便利です。
強制メモリー受信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
転送ファクス、PC-FAX受信、TSI受信振分け
強制メモリー受信機能を有効にします。あわせて、強制メモリー受信ボックスへのアクセスを制限するためのパスワードを設定します。
設定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
PC-FAX受信は、受信したファクスを強制メモリー受信ボックスまたはFコード(SUBアドレス)で指定されたボックスに、自動的に保存する機能です。
保存されたファクスは、ボックスからコンピューターに取込めます。
ダイアルインサービスをご利用の場合は、ダイアルインのPC-FAX番号で受信したファクスだけPC-FAX受信するように設定できます。
PC-FAX受信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
強制メモリー受信、転送ファクス、TSI受信振分け
親展のファクスおよび中継依頼のファクスは、親展ボックスまたは中継ボックスに保存されます。
受信出力先を指定ボックスに設定している場合、Fコードでボックスが指定されていないファクスは強制メモリー受信ボックスに保存されます。
受信出力先を強制メモリー受信ボックスに設定している場合、Fコードでボックスが指定されたファクスは通信エラーになります。
ダイアルイン機能を使って、PC-FAX番号で受信したファクスのみPC-FAX受信する設定をしている場合、ファクス番号で受信したファクスは印刷されます。
PC-FAX受信機能を有効にします。あわせて、受信したファクスを保存するボックスを指定します。
設定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
受信出力先を指定ボックスに設定してパスワードチェックを行う場合、ボックスのパスワードではなく通信パスワードを設定します。PC-FAX受信で使用するボックスが複数ある場合でも、通信パスワードは共通で使用されます。
受信情報とは、ファクスを受信した日時、受信した順に付与する番号(受信番号)、ページ番号を示しています。
受信情報は、必要に応じて印刷時に印字します。
転送ファクスは、受信したファクスを、あらかじめ設定しておいた宛先へ転送する機能です。
個人のメールアドレスに送ったり、コンピューターの共有フォルダーに保存したりできます。受信したファクスをコンピューターで扱えるファイルに変換できるため、印刷コストの削減にもなります。
転送先がファクス以外の場合、受信したファクスは指定したファイル形式に変換して転送できます。指定できるファイル形式は、PDF、XPS、TIFFです。
その他のファイル形式を指定するには、サービスエンジニアによる設定が必要です。詳しくは、サービス実施店にお問い合わせください。
転送ファクス機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
強制メモリー受信、PC-FAX受信、TSI受信振分け
転送ファクス機能を有効にします。あわせて、受信したファクスの転送先を登録します。
転送先は、ファクス番号を直接入力して指定するか、本機に登録している宛先から指定します。本機に登録している宛先から指定する場合、転送先には次の宛先を指定できます。
ファクス宛先
E-mail宛先
SMB宛先
FTP宛先
WebDAV宛先
ボックス宛先
インターネットファクス宛先
IPアドレスファクス宛先
グループ宛先
設定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
TSI (Transmitting Subscriber Identification)受信振分けは、送信元のファクス番号(TSI)をもとに、受信したファクスを設定したボックスに自動的に振分けたり、コンピューターの共有フォルダーやメールアドレスに自動転送したりする機能です。印刷したファクスを受信者ごとに仕分ける手間がなく、紛失する心配もありません。TSI受信振分け機能は、あらかじめ振分けるボックスや転送先の設定が必要です。256件までのファクス番号(TSI)に対して振分け先を登録できます。
振分け先がファクス以外の場合、ファクスは、ファクス/スキャンモードで初期値に指定されているファイル形式に変換されます。
オプションの拡張メモリーとi-Option LK-110 v2を装着している場合、受信したファクスは、振分け先ごとに、指定したファイル形式に変換して転送できます。指定できるファイル形式は、PDF、XPS、TIFFです。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
受信したファクスを正常に振分けできなかったとき、初期設定では転送せずに印刷します。
TSI受信振分け機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
強制メモリー受信、転送ファクス、PC-FAX受信
TSI受信振分け機能を有効にします。あわせて、振分けたい送信元のファクス番号(TSI)、振分け先、ファイル形式を登録します。振分け先には、次の宛先を指定できます。
ファクス宛先
E-mail宛先
SMB宛先
FTP宛先
WebDAV宛先
ボックス宛先
インターネットファクス宛先
IPアドレスファクス宛先
グループ宛先
設定のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
用紙づまりや消耗品ぎれなどで、受信したファクスを印刷できないときは、本機が印刷できる状態になるまでファクスをメモリーに保存します。
すぐにトラブル処置に対応できない場合に、保存されたファクスを他の宛先へ転送することもできます。
メモリー代行受信は、自動的にはたらきます。
メモリーがいっぱいのときは、メモリー代行受信ができません。
用紙づまりなどのトラブル処理が終了すると、保存していたファクスの印刷を開始します。
[ジョブ表示]をタップします。
メモリー代行受信したジョブを選び、[転送]をタップします。
[ジョブ選択]から、リストに表示するジョブの絞込みができます。
転送するジョブを選んでから転送先を指定し、[OK]をタップします。
転送先は、入力エリアまたはキーボードアイコンをタップして直接入力するか、リストアイコンをタップして本機に登録されている宛先の中から選びます。
[実行]をタップするか、またはスタートを押します。
転送が開始されます。
保存されたファクスをファクス以外の宛先へ転送する場合、ファクスは、ファクス/スキャンモードで初期値に指定されているファイル形式に変換されます。
親展通信は、登録番号やパスワードが必要なボックス(親展ボックス)を使って、特定の相手とだけ通信する機能です。
セキュリティを強化したファクス通信ができます。
本機は、Fコード送信機能を使って送信先の親展ボックスを指定し、親展のファクスを送信することもできます。親展でのファクス送信のしかたについて詳しくは、こちらをごらんください。
本機に親展ボックスを登録します。共有/個人/グループボックスに対して、親展受信機能を付加します。また、親展受信用の通信パスワードを設定します。
親展ボックスの登録について詳しくは、こちらをごらんください。
閉域受信は、パスワードでファクスの通信相手を制限する機能です。
ファクスを受信するとき、本機で設定しているパスワードと送信元から送られてきたパスワードとを照合し、パスワードが一致すると通信が行われます。通信相手を制限することで、不要な印刷を防ぎ、用紙の無駄な使用を抑えられます。
送信元がパスワード送信機能をもつ、弊社の機種のときにだけお使いいただけます。
本機からパスワード送信機能を使って、閉域受信が設定された送信先にパスワードをつけて送信することもできます。パスワード送信機能について詳しくは、こちらをごらんください。
ポーリング受信は、送信元でポーリング用に登録されているファイルを、本機から指示して受信する機能です。
ポーリング受信する場合、通信料金は受信側が負担します。
ポーリング受信機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
中継配信、親展通信、ECM OFF、クイックメモリー送信、海外通信モード、パスワード送信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信(掲示板)
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[ポーリング受信]をタップし、[ON]をタップします。
[通常]が選ばれていることを確認し、[OK]をタップします。
スタートを押します。
受信が開始されます。
ポーリング受信(掲示板)は、送信元の掲示板ボックスに登録されているポーリング用のファイルを、本機から指示して受信する機能です。
ポーリング受信する場合、通信料金は受信側が負担します。
ポーリング受信(掲示板)機能を有効にすると、以下の機能は併用できません。
中継配信、親展通信、ECM OFF、クイックメモリー送信、海外通信モード、パスワード送信、ポーリング送信、ポーリング送信(掲示板)、ポーリング受信
[ファクス/スキャン]をタップします。
宛先を指定します。
[応用設定]-[ファクス設定]-[ポーリング受信]をタップし、[ON]をタップします。
[掲示板]をタップし、相手機の掲示板ボックスのボックス番号をテンキーで入力してから、[OK]をタップします。
数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。
スタートを押します。
受信が開始されます。
読込む原稿のサイズを選びます。
設定 | 説明 |
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[自動] | 原稿のサイズに合わせて、自動的にサイズを選んで読込みます。 |
[A系・B系] | A系・B系サイズの原稿を読込むときに選びます。[A系・B系]をタップして、A系・B系それぞれの定形サイズを選びます。 |
[インチ系] | インチ系サイズの原稿を読込むときに選びます。[インチ系]をタップして、インチ系の定形サイズを選びます。 |
[その他] | はがきや、A系・B系、インチ系サイズ以外の原稿を読込むときに選びます。[その他]をタップすると、各定形サイズを選べます。 |
[写真サイズ] | 写真または写真専用のサイズの原稿を読込むときに選びます。[写真サイズ]をタップして、各定形サイズを選びます。 |
[不定形サイズ] | 不定形サイズの原稿を読込むときに選びます。縦、横それぞれの数値を入力します。 |
原稿を読込むときの解像度を選びます。
設定 | 説明 |
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[スキャン解像度] | スキャン送信する原稿の解像度を選びます。 E-mail送信、SMB送信、FTP送信、WebDAV送信、ボックス保存をするときは、以下の解像度で読込みます。
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[ファクス解像度] | ファクス送信する原稿の解像度を選びます。 ファクス送信、インターネットファクス送信、IPアドレスファクス送信をするときは、以下の解像度で読込みます。
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より精細に読込むほど送信する情報量が増え、送信時間が長くなります。E-mail送信やインターネットファクスなど、送信手段にE-mailを使うときは、データ容量に制限がないかをご確認ください。
原稿を読込む面を選びます。
設定 | 説明 |
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[片面] | 原稿の片面を読込みます。 |
[両面] | 原稿の両面を読込みます。 |
[表紙+両面] | 原稿の最初のページだけ片面を読込み、残りのページは両面を読込みます。 |
サイズの異なる複数ページの原稿でも、ADFを使うことで、原稿ごとにサイズを検知して読込みます。読込む原稿の幅が同じときは、[同幅混載]を選びます。幅が異なる原稿のときは、[異幅混載]を選びます。
普通紙よりも薄い原稿を読込むときに、ADFの原稿を搬送する速度を遅くして、原稿を巻込みにくくします。
折りぐせのついた原稿でも、原稿サイズを正確に検知します。
定形サイズ(A3 または11 17)よりも通紙方向が長い原稿をセットするときに選びます。
この機能は、Webブラウザー機能が無効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
セットした原稿の向きを指定します。
両面の原稿を読込むときに、とじしろの位置が逆にならないよう、原稿のとじしろ位置を選びます。
設定 | 説明 |
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[自動] | 原稿のとじしろが自動で設定されます。原稿の長辺が297 mm以下の場合、用紙の長辺にとじしろを設定します。原稿の長辺が297 mmを超える場合、用紙の短辺にとじしろを設定します。 |
[左開き/とじ] | 原稿の左側にとじしろがあるときに選びます。 |
[上開き/とじ] | 原稿の上側にとじしろがあるときに選びます。 |
ADFで原稿を読込むときに、スリットガラスのゴミを除去しながら読込みます。
通常と比べて、原稿の読込み時間が長くなります。
本やカタログなどの見開き原稿を、左右のページそれぞれに分割したり、見開きのまま読込んだりできます。本やカタログなどは、原稿ガラスにセットして、ADFを開いたまま読込みます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | ブック原稿を設定するときに[ON]を選びます。 |
[出力方法] | 見開き原稿の読込み方法を選びます。
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[開き方向] | [出力方法]で[分割]、[表カバー]、[表+ 裏カバー]のいずれかを選んだときに、読込む見開き原稿の開き方向を選びます。 左側でとじてある見開き原稿は[左開き]、右側でとじてある見開き原稿は[右開き]を選びます。 開き方向の設定を間違えた場合、見開き原稿の左右のページ順が逆になりますのでご注意ください。 |
[枠消し] | 原稿の厚みによって原稿カバーをきちんと閉じられないときに生じる周囲の影を消去します。 原稿の周囲4辺を同じ幅で消去するだけでなく、辺ごとに異なる幅でも消去できます。
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[折り目消し] | 原稿の厚みによって原稿カバーをきちんと閉じられないときに生じる中央部分の影を消去します。 [+]/[-]またはテンキーをタップして、消去する幅を指定します。数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。 |
原稿の枚数が多く、1度のセットでADFに載せきれないときでも、原稿を数回に分けて読込んで、1つのジョブとして扱うことができます。
ADFと原稿ガラスとを交互に使い分けて、原稿を読込むこともできます。
連続読込みの操作方法について詳しくは、こちらをごらんください。
原稿の記載内容に適した設定を選び、最適な画質で読込みます。
設定 | 説明 |
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[文字] | 文字が多い原稿を、最適な画質で読込みます。 文字のエッジをシャープに再現して、読みやすい画像にします。 |
[文字/写真 印刷写真] | 文字と写真とで構成された原稿を、最適な画質で読込みます。 文字のエッジはシャープに再現して、写真は滑らかに再現します。 パンフレットやカタログなど、印刷された原稿を読込むときに選びます。 |
[文字/写真 印画紙写真] | 文字と写真とで構成された原稿を、最適な画質で読込みます。 文字のエッジはシャープに再現して、写真は滑らかに再現します。 写真の部分が、印画紙に印刷された原稿を読込むときに選びます。 |
[写真 印刷写真] | 写真だけで構成された原稿を、最適な画質で読込みます。パンフレットやカタログなど、印刷された原稿を読込むときに選びます。 |
[写真 印画紙写真] | 写真だけで構成された原稿を、最適な画質で読込みます。印画紙に印刷された原稿を読込むときに選びます。 |
[薄文字原稿] | 文字が多い原稿で、細い文字や、濃度が薄い文字の場合に、最適な画質で読込みます。 文字の濃度を濃く再現して、読みやすい文字にします。 |
[コピー原稿] | コピーやプリンターで出力した、濃度が均一な原稿を、最適な画質で読込みます。 |
[契約書 バーコード] | 契約書やバーコードなどの原稿を白黒で読込むときに、ファイルサイズを低減します。 [契約書 バーコード]に設定すると、連動して[カラー]が[白黒2値]に切換わります。 ファイル形式がTIFF、PDF、XPSのいずれかに設定されている場合に選べます。 |
原稿に合わせて濃度を調整して読込みます。
新聞紙や再生紙でできた原稿など、下地に色が付いている原稿や、裏面が透ける薄い原稿の下地の濃度を調整します。
設定 | 説明 |
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[下地除去] | 薄紙でできた両面の原稿や、下地に色が付いている原稿を、最適な画質で読込みます。
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[下地調整レベル] | 下地に色が付いている原稿の、下地の色の濃度を調整します。[自動]を選ぶと、下地の色の濃度を自動で判別して、最適な下地の濃度で読込みます。 |
印字する位置や表記のしかたを選び、原稿を読込んだ日付や時刻を追加します。全ページに追加したり、先頭ページだけに追加したりすることもできます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | 日付/時刻を印字するときに[ON]を選びます。 |
[日付種類] | 印字する日付の表記のしかたを選びます。 |
[時刻種類] | 印字する時刻の表記のしかたを選びます。時刻を印字しない場合は、[しない]を選びます。 |
[印字ページ] | 印字するページの範囲を選びます。 |
[文字詳細] | 必要に応じて、印字する文字のサイズや書体、色を選びます。 |
[印字位置指定] | 必要に応じて、印字する文字の位置を選びます。印字する位置は、[位置調整]でさらに細かく調整できます。 |
この機能は、Webブラウザー機能が無効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
印字する位置や表記のしかたを選び、ページ番号や章番号を追加します。ページ番号や章番号は、全ページに追加されます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | ページ番号を印字するときに[ON]を選びます。 |
[ページ種類] | 印字するページ番号の表記のしかたを選びます。 |
[印字開始ページ番号] | 1枚目のページに印字するページ番号の、開始番号をテンキーで入力します。数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。たとえば、原稿の3枚目からページ番号を印字したい場合は、「-1」と入力します。原稿の1枚目を「-1」、2枚目を「0」とカウントし、3枚目の原稿を「1」とカウントします。[印字開始ページ番号]は、カウントが1以降のページ番号を印字します。「2」を入力すると、原稿の1枚目から順に「2、3」と印字します。「-」は、[*]をタップするごとに+と-とを切換えます。 |
[印字開始章番号] | 章構成のある原稿で、2章目以降から章番号を印字したいときにテンキーで入力します。数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。章番号は、[ページ種類]で[章ページ]を選んだときにだけ設定できます。 |
[文字詳細] | 必要に応じて、印字する文字のサイズや書体、色を選びます。 |
[印字位置指定] | 必要に応じて、印字する文字の位置を選びます。印字する位置は、[位置調整]でさらに細かく調整できます。 |
この機能は、Webブラウザー機能が無効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
先頭ページまたはすべてのページに、「回覧」や「複製厳禁」などの文字を追加します。追加する文字は、登録済みの定型のスタンプや、任意で登録したスタンプから選べます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | スタンプを印字するときに[ON]を選びます。 |
[スタンプ種類] | 印字するスタンプを選びます。 |
[印字ページ] | 印字するページの範囲を選びます。 |
[文字詳細] | 必要に応じて、印字する文字のサイズや色を選びます。 |
[印字位置指定] | 必要に応じて、印字する文字の位置を選びます。印字する位置は、[位置調整]でさらに細かく調整できます。 |
この機能は、Webブラウザー機能が無効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
指定したページの上下の余白部分(ヘッダー/フッター)に、日付や時刻をはじめ、任意の文字を追加します。ヘッダー/フッターに追加する情報は、あらかじめ本機に登録しておく必要があります。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | ヘッダー/フッターを印字するときに[ON]を選びます。 |
[ヘッダー/フッター呼出し] | 印字するヘッダー/フッターを選びます。あらかじめ登録されたヘッダー/フッターから選びます。 |
[確認/一時変更] | 必要に応じて、[ヘッダー/フッター呼出し]で選んだプログラムの内容を確認または一時的に変更します。
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この機能は、Webブラウザー機能が無効の場合に利用できます。オプションの拡張メモリーを装着している場合は、Webブラウザー機能の有効/無効に関わらず利用できます。一部の機種は、拡張メモリーを標準で装備しています。詳しくは、こちらをごらんください。
ADFを使って原稿を読込むときに、読込んだ原稿に対して、読込み済みであることを証明する済みスタンプを押します。ファクス送信時に使います。
この機能を使うには、オプションのFAX済みスタンプユニットが必要です。
スタンプのインクは消耗品です。スタンプが薄くなった場合はサービス実施店にお問い合わせください。
[混載原稿]を設定して原稿を読込むときは、規定の位置に済みスタンプが押されない場合があります。
原稿の周囲4辺を同じ幅で消去します。辺ごとに異なる幅を指定して消去することもできます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | 枠消しを設定するときに[ON]を選びます。 |
[枠全体] | 原稿の周囲4辺を同じ幅で消去するときに選びます。 [消去量]で、[+]/[-]またはテンキーをタップして、消去する幅を指定します。数字の入力エリアをタップするとテンキー を表示します。 |
[上]/[下]/[左]/[右] | 原稿の辺ごとに異なる幅を指定して消去するときに選びます。 [枠全体]のチェックを外し、辺([上][下][左][右])を選び、[消去量]で、[+]/[-]またはテンキーをタップして、辺ごとに消去する幅を指定します。数字の入力エリアをタップするとテンキーを表示します。 消去しない場合は、[消去する]の設定を解除します。 |
画像のエッジ部分を強調して、読みやすくします。画像の、ガタガタした輪郭を滑らかにしたり、ぼやけた輪郭をくっきりさせたりします。
スキャン送信やファクス送信すると同時に、印刷することができます。
設定 | 説明 |
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[ON]/[OFF] | 送信と同時に印刷するときに[ON]を選びます。 |
[部数] | 必要に応じて、印刷する部数を入力します。 |
[片面/両面] | 両面印刷するときは、[両面]を選びます。 |
[ステープル] | 用紙をステープルでとじるときに、とじ位置を選びます。
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