[簡単セキュリティー設定]には、本機のセキュリティ強度を高めるための設定がまとめられています。
簡易IPフィルタリング機能を導入すると、本機へアクセスできるIPアドレスの範囲が自動設定されるため、簡単にアクセス制限が設定できます。
また、管理者パスワードが初期値から変更されていない場合や、パスワード規約の条件を満たしていない場合に、操作パネルにセキュリティ警告画面を表示し、パスワード規約の条件を満たした管理者パスワードへの変更を促すことができます。
機能ごとにUSBポートの使用を制限できるため、USBメモリー経由の情報漏えいなどのリスクを軽減できます。
管理者モードの[セキュリティ]-[簡単セキュリティー設定]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[簡易IPフィルタリング] | 本機にアクセスできる機器をIPアドレス(IPv4/IPv6)で制限できます。アクセスを制限するIPアドレスの範囲は自動で設定されます。
初期値は[IPアドレス連動]です。 |
[セキュリティー警告表示設定] | 管理者パスワードが初期値から変更されていない場合や、パスワード規約の条件を満たしていない場合、セキュリティ警告画面を表示するかどうかを選びます。 初期値は[表示する]です。 |
[USB使用設定] | USBポートを使う機能を許可するかどうかを設定します。
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簡易IPフィルタリング機能を使うと、アクセスを制限するIPアドレスの範囲は自動で設定されます。アクセスを制限するIPアドレスの範囲を手動で設定したい場合は、[簡易IPフィルタリング]を使わずに、[ネットワーク]-[TCP/IP設定]-[IPv4フィルタリング]または[IPv6フィルタリング]を設定します。