第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)が、2016年1月1日(金・祝)に群馬県庁を発着点とする7区間100kmのコースで行われ、全国6地区から予選を勝ち抜いた全43チームが出場し、駅伝日本一を競いました。
当社陸上競技部は王座奪還を目指して挑みましたが、結果は惜しくも2位でゴールいたしました。
1区はルーキーの西池選手を起用。
ルーキーらしからぬ堂々とした走りで、終始良い位置をキープ。冷静にレースを進め、トップと4秒差の3位でクイラ選手にタスキを繋ぎ、1区の役割を十分に果たしました。
2区のクイラ選手は、積極的に先頭を追いかけ力走するも、アクシデントにより後退してしまい、トップと30秒差の10位で菊地選手に中継しました。
3区の菊地選手は、積極的に先頭を追い区間2位の快走で7人抜き。トップと38秒差の3位でキャプテン宇賀地選手にタスキを繋ぎました。
エース区間4区の宇賀地選手は、前半は3位争いを展開するも後半伸ばすことが出来ず、優勝へは黄信号のトップと50秒差の5位で、山本選手にタスキを繋ぎました。
5区の山本選手は、強風にも怯むことなく気迫溢れる走りで前を追い続け、少しずつ差を詰め中継前に先頭を捕らえました。ラストで先行を許すも優勝への望みをつなぐトップと2秒差で設楽選手に中継しました。
6区の設楽選手は、絶好の位置でタスキを受け、すぐに先頭に追いつきましたが、序盤から強風に苦しみ、思うような走りが出来ずに差を広げられ、33秒差で野口選手に中継しました。
アンカーの野口選手は、優勝だけを目指し猛追。一時は11秒差まで先頭を追い詰めるも強風に苦しみ、最後まで諦めることなく粘りましたが、残念ながら届かず21秒差の2位でゴールしました。
なお、5区の山本選手と7区の野口選手は、区間賞を獲得しました。
沿道やテレビの前で応援していただきました皆様、熱い声援ありがとうございました。
2年連続2位という悔しい結果でしたので、来年こそは王座奪還できるよう、選手・スタッフ一同努力して参ります。引き続きご声援をよろしくお願いいたします。
詳細は以下の通りです。
順位 | 出場チーム | 記録 |
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2位 | コニカミノルタ | 4時間52分36秒 |
区間 | 出場選手 | 記録 |
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1区 12.3km | 西池和人 | 3位 35分28秒 |
2区 8.3km | ポール・クイラ | 12位 22分59秒 |
3区 13.6km | 菊地賢人 | 2位 38分20秒 |
4区 22.0km | 宇賀地 強 | 7位 1時間03分46秒 |
5区 15.8km | 山本浩之 | 1位 46分58秒 |
6区 12.5km | 設楽啓太 | 10位 38分25秒 |
7区 15.5km | 野口拓也 | 1位 46分40秒 |