2014年1月1日(水・祝)に、各地区の予選を勝ち抜いた37のチームが集い、実業団No.1の駅伝チームを決める「第58回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)」が開催されました。
コニカミノルタ陸上競技部は2位のトヨタ自動車九州に1分24秒の大差をつけ優勝し、二連覇を達成しました。
1区はベテランの松宮選手を起用。
スタートから流れをみて冷静にレースを進め、しっかりと役割を果たし、1位と17秒差の15位で2区のクイラ選手にタスキを繋ぎました。
クイラ選手は調子は良かったのですが、レースとしては前半の2kmの入りが速くて若干苦しんだ走りとなりました。しかし、順位を3位まで押し上げ、トップと16秒差で3区の谷川選手に中継しました。
3区の谷川選手は、タスキを受けた位置が想定と違い先頭を追う展開となりました。練習通りの走りができず、先頭との差を34秒に広げられ5位でキャプテンの宇賀地選手にタスキを託しました。
4区の宇賀地選手はここでトップに立つということで臨みましたが、中間点で1分以上離れてしまいました。しかし、相手のブレーキに助けられ、結果16秒差の3位で野口選手にタスキを繋ぎました。
5区の野口選手は、積極的な走りで前の2人を序盤で捕えすぐに先頭に立ちました。
後半何度も仕掛け、後続を引き離し2位と3秒差のトップで6区の新田選手にタスキを繋ぎました。
新田選手は冷静な走りで、スタート直後は、相手の後ろで走りを伺い、勝負のタイミングをみてスパートしました。そのまま引き離し、1分35秒の大差をつけて新人の菊地選手にタスキを託しました。
7区の菊地選手は、後半向い風に苦しみ、11秒差で区間賞を逃したものの、終始安定した走りで危なげなく優勝のゴールテープを切りました。
今年も、若手とベテランの活躍により、5区・野口選手、6区・新田選手が区間賞を獲得し、連覇を達成する事が出来ました。
沿道やテレビの前で応援していただきました皆様、ありがとうございました。
また三連覇に向け、選手・スタッフ一同邁進して参りますので、今後も熱いご声援をよろしくお願いいたします。
順位 | 出場チーム | 記録 |
---|---|---|
優勝 | コニカミノルタ | 4時間53分35秒 |
区間 | 出場選手 | 記録 |
---|---|---|
1区 12.3km | 松宮隆行 | 15位 35分42秒 |
2区 8.3km | ポール・クイラ | 3位 22分23秒 |
3区 13.6km | 谷川智浩 | 15位 39分39秒 |
4区 22.0km | 宇賀地強 | 3位 1時間04分04秒 |
5区 15.8km | 野口拓也 | 1位 46分05秒(区間賞) |
6区 12.5km | 新田良太郎 | 1位 38分05秒(区間賞) |
7区 15.5km | 菊地賢人 | 2位 47分37秒 |