2011年1月1日(土・祝)、実業団No.1の駅伝チームを決める大会である第55回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)が開催されました。
群馬県庁をスタート、ゴール地点として7区間100kmで争われるこの大会に、各地区の予選を勝ち抜いた37のチームが集い、前回2位の雪辱を胸に王座奪還に挑みましたが、9位という結果に終わりました。
1区は入社2年目で初出場の山本浩之選手。スローペースに助けられて後半まで集団にいましたが、思ったような練習が積めなかった影響で、ラスト1km粘ることが出来ず、30位と出遅れてしまいました。
2区は、インターナショナル区間で、世界最高レベルのスピードを持つ外国人選手が集まる中、初出場のポール・クイラ選手が、1区の出遅れを取り戻そうと前半から突っ込んで行きましたが、足の痛みもあり後半伸びませんでした。
3区は、ベテランの松宮隆行選手。18位でタスキを受けた松宮選手も出遅れを取り戻そうと前半から突っ込み後半粘り、9人抜きし悪い流れを立て直しました。
各チームのエースが顔を揃える最長区間の4区は、新人の宇賀地強選手が抜擢されました。前半は快調に走っていましたが、中盤以降伸びず最後の向かい風で大きくペースダウンしてしまいました。2つ順位を上げて7位で5区・下重正樹選手へタスキをつなぎました。
下重選手も初出場でしたが、落ち着いた走りで1つ順位を上げて無難にタスキをつなぎました。
6区を走るのは米田尚人選手。前半は6位グループで走っていましたが、中盤以降徐々に離され、順位を2つ落として8位でアンカーにタスキをつなぎました。
そしてアンカーを務めるのは、ベテランの太田崇選手。1つでも順位を上げようとしましたが、追いつくことが出来ず、中盤後続に追いつかれ、ラストで
競り負けてしまいました。
3年ぶり、7度目の優勝を目指し挑みましたが、9位という結果に終わりました。
沿道、テレビの前で熱い声援を送っていただいた皆様、ありがとうございました。
今回は残念な結果に終わってしまいましたが、選手、スタッフ一同、一から出直し邁進して参りますので、今後も温かいご声援をよろしくお願いいたします。
詳細は下記のとおりです。
順位 | 出場チーム | 記録 |
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9位 | コニカミノルタ | 4時間54分44秒 |
区間 | 出場選手 | 記録 |
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1区 12.3km | 山本浩之 | 36分27秒(30位) |
2区 8.3km | ポール・クイラ | 23分21秒(18位) |
3区 13.6km | 松宮隆行 | 38分48秒(4位) |
4区 22.0km | 宇賀地強 | 1時間04分19秒(6位) |
5区 15.8km | 下重正樹 | 47分11秒(8位) |
6区 12.5km | 米田尚人 | 37分41秒(15位) |
7区 15.5km | 太田崇 | 46分57秒(7位) |