薄膜コーティング技術~表面コートで光を操る~

高精度光学部品を支える薄膜コーティング技術

コニカミノルタの光学部品には光の透過率を良くしたり特定の色だけ反射したり表面の硬度をあげキズを防止する目的で金属や透明なセラミックの薄膜がコーティングされています。これにより光学部品に新たな機能を付加しレンズやプリズムだけでは実現できない機能を実現しています。
特に特定の色だけを反射/透過するダイクロイックプリズムはデジタルイメージング機器、Blu-ray、DVDなどで利用され各製品の画質、性能を左右する重要な部品であり非常に重要な役割を果たしています。

屈折率が異なる界面では光の反射という現象が起こります。光は波であるという性質を持っているので何層かの薄膜からの反射光をうまく制御することで強め合わせたり打ち消しあったりさせて反射をなくしたり、逆に100%光を反射したり特定の光だけを透過/反射させたりすることができます。

打ち消しあう⇒反射防止などへの応用

強めあう⇒ダイクロイックミラーなどへの応用

これを実現するためには光の波長の1/4程度の薄膜を数ナノメートル(原子数個分)の超高精度で数十層精密に積み重ねる必要があります。これには金属酸化物を真空中で溶かしその蒸気を基板に付着させる「真空蒸着法」が多用されています。このような薄膜作製では表面状態、真空状態に大きく特性が左右されます。コニカミノルタでは長年の表面処理技術に加え、わずかな反射率を検出し原子数個分の精度で薄膜を積み重ねる技術、安定して成膜できるようプラズマ技術などの最新の技術開発を駆使し緻密で高精度な薄膜作製できる量産技術を実現しています。

反射率の変化により膜厚を制御(精度~数nm)

コニカミノルタでは最新の技術を駆使し世界でもトップレベルの高精度な薄膜技術をピックアップ光学部品やデジタルシネマ用のプロジェクター、特殊検査装置、デジタルカメラユニットなどあらゆる製品に展開し、お客様から高い評価を得ています。

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