コニカミノルタのレンズはデジタルカメラ、一眼レフカメラ、光ディスクのピックアップ、レーザビームプリンタ、プロジェクターなどさまざまな映像機器や入出力機器に用いられています。
これらの多様なニーズに応えるため、ズームレンズなどの光学設計、機構設計をはじめ、光学系評価、モールドレンズの金型加工・成形、コーティングなど幅広く先進のレンズ技術に取り組んでいます。
中でもピックアップレンズの分野では、いちはやく非球面モールドレンズを開発。従来ガラスの球面レンズ5枚を要していた構造を1枚のプラスチックレンズに集約させました。高精度かつ小型のプラスチック精密レンズにより、CDプレーヤ・モバイル機器などさまざまな展開が可能になり、それらの機器の普及にも貢献しています。
超精密非球面プラスチックレンズ技術を活かし、DVDとCDに対応可能な回折型光ディスクレンズを開発・製造しています。このレンズは表面の微細な輪帯で生じた回折光が、それぞれのディスクにスポットとして集光するレンズです。ブルーレーザを用いる次世代光ディスクとDVD双方に対応可能な光ディスクレンズの開発にも成功しています。