第105回日本泌尿器科学会総会で
コニカミノルタのSPFS技術を使った発表が総会賞を受賞

2017年6月15日

コニカミノルタ株式会社が開発した技術「SPFS高感度糖鎖定量」を用いた研究が、4月21日から24日に鹿児島で開催された「第105回日本泌尿器科学会総会」において、総会賞を受賞しました。

Surface Plasmon Field Enhanced Fluoresce Spectroscopy:表面プラズモン励起増強蛍光分光

受賞タイトルと受賞者

日本泌尿器科学会総会賞 ポスター(前立腺癌:診断・マーカー・統計)部門
PSA-glycoisoform can improve prostate cancer diagnosis and malignant potential prediction
米山徹氏(弘前大学大学院医学研究科 先進移植再生医学講座)

今年の総会には約7000人が参加し、各分野の第一人者によるプレゼンテーションやセミナーに加え、1700件を超える発表がありました。開催2日目夜の「JUA Night」において総会賞授与式が行われ、ビデオ2部門、ポスター12部門の各受賞者に総会賞が授与されました。
コニカミノルタの技術「SPFS高感度糖鎖定量」を使った米山氏の発表では、新規前立腺癌糖鎖マーカー(PSA-Gi)に関する高い性能が示されており、この度の総会賞受賞から、この技術に対する学会の評価と期待の大きさもうかがえます。

SPFS高感度糖鎖定量について

癌や心筋梗塞などの診断手段のひとつとして、抗原抗体反応を用いて、疾患に関連した血液中の特定バイオマーカーを標識蛍光分子として補足し、表面プラズモン共鳴現象により金膜極表面に誘起された局在場光により極めて効率的に励起し、その蛍光シグナルを検出する蛍光抗体法があります。コニカミノルタは、長年培ってきた独自のコア技術で、この蛍光抗体法の高感度化に成功し、「SPFSイムノアッセイシステム」として確立しました。
コニカミノルタの同システムを用いた前立腺癌の診断では、糖鎖マーカー「PSA-Gi」の採用により、従来のPSA検査よりも特異性が高まり「偽陽性」の判定が少なくなることから、痛みを伴う前立腺への穿刺検査の実施を減らすことができると考えています。

日本泌尿器科学会について

1912年に設立された、会員数8700人を超える学会で、毎年4月に年次総会が開催されます。泌尿器科学の進歩と普及を図り、もって学術の発展と国民の健康の増進に寄与することを会の目的としています。

本成果の一部は、日本医療研究開発機構(AMED)の「先端計測分析技術・機器開発プログラム」の委託を受けて開発したものです。

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