スタンフォード大学で行われたライフサイエンスのシンポジウムで
コニカミノルタが「蛍光ナノイメージング」について報告
~薬と医療機器に関するラウンドテーブルにも参加~

2016年12月13日

コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)は、11月17日にスタンフォード大学(米国)で開催された、革新的な技術を用いた再生・細胞医療やナノ医療などをテーマとしたシンポジウムにおいて、創薬に生かす「蛍光ナノイメージング」について報告しました。

報告の概要

タイトル Industry Research in Nanomedicine
「High-Sensitivity Tissue Testing (“HSTT”) Technology」
報告者 コニカミノルタ 執行役 ヘルスケア事業本部長 藤井 清孝

シンポジウムの概要

シンポジウム名 Stanford-Kanagawa Joint Symposium
Regenerative Medicine, Nanomedicine & Precision Medicine
開催日 2016年11月17日
会場 Munzer Auditorium at Beckman Center および Li Ka Shing Center(スタンフォード大学)
主催 スタンフォード大学、神奈川県

このシンポジウムは、世界有数のライフサイエンス先進地域である米国西海岸でも、トップクラスの実績を有するスタンフォード大学医学部と、健康寿命の延伸と新たな市場・産業の創出を目指す「ヘルスケア・ニューフロンティア構想」に取り組む神奈川県の共催で、iPS研究の第一人者であるアービング・ワイズマン教授をはじめ、スタンフォード大学のマイナー医学部長及び関係者、ハーバード大学や米海軍の臨床研究部門、日米のヘルスケア産業界などから約100名が参加しました。
コニカミノルタからは、蛍光ナノ粒子を用いてがん細胞に発現するタンパク質を正確に検出する新技術「HSTT」を報告し、最新技術に関する内容として聴講者から非常に関心を集め、発表後も技術の応用先などについての活発な意見交換を行いました。

シンポジウムに先立って16日に行われたラウンドテーブル「Advances in Healthcare and The Science of Drug and Device Development」では、現在のFDA※1承認やPMDA※2承認の困難さや今後必要な取り組みなどについて、FDA、PMDA、WHO、AMED※3などの行政機関や日米の研究者と共に議論を行いました。コニカミノルタからは、1.現状の課題として、日米別々の申請であることがある、2.同じく課題としてDe Novo※4など日米別々の仕組みがある、3.日米でデータ共通化することで、臨床試験と申請・承認の効率が上がるという発言をしました。

また、コニカミノルタは、15日にスタンフォード大学との間で、研究支援を目的とするMOU(覚書)を締結しました。今回のMOUの締結により、スタンフォード大学との連携が、さらに強化されることが期待されます。

※1:
Food and Drug Administration(米国食品医薬品局)。米国で発売される医薬品や医療用機器などの承認審査を行う。
※2:
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)。日本で発売される医薬品や医療用機器などの承認審査、健康被害救済、安全対策の3つの役割を担っている。
※3:
独立行政法人日本医療研究開発機構(Japan Agency for Medical Research and Development)。再生医療、がんなど9つの連携分野を中心とする医療分野の基礎から臨床までの研究開発を一貫して推進している。
※4:
FDAのDe Novo申請プロセスのこと。新規の機器においても、重大なリスクを伴わないものについては届け出の方法が簡略化される(日本の薬事法では同様な仕組みは無い)。

ページトップへ戻る