プリンターコントローラ~より速い画像処理へのあくことなき探求~

オフィスMFPにおけるプリント機能の重要性は年々増加しており、より高速・高画質・高機能のプリント機能を安価に顧客に提供することが要望されています。それらの要求に応えるため、プリント機能インタープリタを速度・画質面で改善しました。

プリンタコントローラ技術

プリンタコントローラでは、PCからPostScriptTMやPCLTMなどのプリンタ言語(PDL)で記述された描画データを受け取り、プリンタ言語を解釈してフレーム(ページ画像データ)に変換してプリントエンジンに出力します。このデータ変換処理部をPDLインタープリタと言い、コニカミノルタでは自社でソフトウェアを開発しています。
PDLインタープリタは、PDLを解釈して中間データに変換する言語解析部と、さらにフレームに変換するラスタライズ部からなり、フレームはスクリーン処理のあとプリンタエンジンに出力されます。
*PostScriptTMは、Adobe System Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。 *PCLTMは、米国ヒューレット・パッカード社およびその子会社の商標または登録商標です。

プリンタ言語

高速化

プリンタ言語は、少ないデータ量でスケーラブルに描画データを記述しています。従って、プリンタコントローラでは大量の計算と画像データ処理が必要とされます。これらは、ソフトウェアで処理されており、アルゴリズム次第で処理速度は大きく変化します。
下図に示すのは内部データ量を削減することによりメモリアクセス時間を削減した速度改善の一例です。コニカミノルタでは、このように独自の改良を重ねて高速処理を実現しています。

言語解析部 中間データ ラスタライズ部

高画質化

プリンタ言語の描画オブジェクトは、文字を表すテキスト、図形や線を表すグラフィック、画像を表すイメージの3種類のオブジェクトに大別され、それぞれ異なった形式で記述されています。コニカミノルタの画像処理では、それぞれのオブジェクトを分離し、最適な色変換処理とハーフトーン処理を行うことにより、高画質化を図っています。文字のエッジを滑らかに再現すると同時に写真の諧調性の違いを正確に再現する、文字や図形を鮮やかに再現すると同時に、写真は自然な感じの色合いで再現するなど、エンジンの性能を最大限に引き出すための技術が搭載されています。

データーフロー オブジェクトに応じた処理

  <文字・グラフィック> <イメージ>
色変換 彩度強調 階調維持
スクリーン 高解像度 高階調

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