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「コニカミノルタCSRレポート2013」を発行・WEBサイト上で公開

2013年6月20日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:松﨑正年、以下 コニカミノルタ)では、ステークホルダーの皆様にコニカミノルタのCSR(企業の社会的責任)の取り組みを分かりやすく報告することを目的として、「コニカミノルタCSRレポート2013」を発行し、WEBサイト(http://www.konicaminolta.jp/about/csr)上にて公開いたしました。

コニカミノルタは、経営理念である「新しい価値の創造」の実現により、力強い成長を続けるとともに、「社会に支持され、必要とされる会社」となることを目指しています。そのため、事業活動を通じ、環境への配慮をはじめ、社会の質を向上させる価値を生み出し、社会的課題の解決に貢献していきたいと考えています。

2013年4月1日の経営体制再編を経て、コニカミノルタはグループの経営とともに直接事業を運営する体制に移行しました。この再編により、コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」のもと、グローバルな経営資源をより戦略的に活用し、独自の技術や課題解決力でコニカミノルタならではの新しい価値を社会に提供できる"サステナブル(持続可能)な企業"の実現に向けた歩みを加速しました。

今回のCSRレポートでは、テクノロジーの進化に伴い大きく変化するオフィスのニーズに応える出力環境最適化サービス「OPS(Optimized Print Services)」の代表的な取り組みを特集としてご紹介しています。ドキュメント環境の効率化、コスト・環境負荷の低減、セキュリティー強化などを実現するOPSは、さまざまなオフィスに革新をもたらします。なかでも、最大の効果を発揮するのが、世界中で事業を展開するグローバル企業への導入です。グローバル企業のお客様が持つさまざまな課題やご要望を共有し、コニカミノルタの新しいアイデアと実現力で、革新的なドキュメントソリューションをご提供した事例を取り上げました。

また、地球環境保護について、コニカミノルタは製品のライフサイクル全体を見据えて、環境負荷の低減を進めてまいりました。2009年度に策定した長期環境ビジョン「エコビジョン2050」と、その実現に向けてのマイルストーン「中期環境計画2015」にもとづき、目標達成のために世界中で多角的に施策を実施しています。この中期環境計画の進捗をご報告するとともに、中期環境計画を支える独自の取り組みである3つのグリーン活動(「グリーンプロダクツ認定制度」「グリーンファクトリー認定制度」「グリーンマーケティング活動」)の展開を掲載しています。

さらに、今回のCSRレポートでは、サプライチェーンの上流から下流までのコニカミノルタの活動に伴って発生するCO2 排出量算定の取り組みについてもご報告しています。原則としてGHGプロトコルの基準に準拠した算定の結果、2012年度のサプライチェーン全体でのCO2 排出量は、約150.7万トンでした。その中で、コニカミノルタの企業活動による排出量(スコープ1)と、外部から購入するエネルギーの製造時における排出量(スコープ2)の合計は約45.3万トンで全体の約30%でした。これに対して、購入した物品の製造時や販売した製品の使用時などを含め、サプライチェーンの上流から下流までコニカミノルタの企業活動に伴う間接的な排出量(スコープ3)は約105.5万トンで、全体の約70%を占めることが分かりました。

 なお、コニカミノルタのCSRレポートは、2005年度版以降継続して日本語・英語・中国語・ドイツ語・フランス語の5言語での作成を行うなどグローバルを意識した情報発信を特長としております。

GHGプロトコル:温室効果ガス(Greenhouse Gas: GHG)排出量の算定と報告の国際標準であるガイドライン

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