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中国と日本の生産拠点が「グリーンファクトリー認定制度 レベル2」を初達成

2013年3月29日

コニカミノルタグループでは、生産拠点の環境活動を総合的に評価する制度として、独自の「グリーンファクトリー認定制度」を運用しています。このたび、中国と日本の5事業ユニット*(生産拠点)が2015年度の達成基準レベル「レベル2」を、内外の生産拠点の中で初めて達成いたしました。

今回「レベル2」を達成した事業ユニットは以下のとおりです。

事業ユニット 所在地 生産品目
コニカミノルタオプトプロダクト(上海)社 上海市(中国) レンズユニット、光学モジュールなど
コニカミノルタオプト(大連)社 遼寧省大連市(中国) 光ディスク用ピックアップレンズ、ガラスレンズ、レンズユニット
コニカミノルタオプトプロダクト(株) 山梨県笛吹市 光ディスク用ピックアップレンズ、レーザープリンター用レンズ
コニカミノルタテクノプロダクト(株)狭山 埼玉県狭山市 医療用画像診断機器
コニカミノルタテクノプロダクト(株)日野 東京都日野市 輝尽性蛍光体プレート

「中期環境計画2015」の目標達成を支える取り組みとして2010年1月から全世界で運用を始めた「グリーンファクトリー認定制度」では、「地球温暖化防止」「循環型社会への対応」「化学物質リスクの低減」「生物多様性への対応」などのテーマについて管理指標を定め、2015年度の達成基準「レベル2」と、そのステップとして2011年度に達成すべき基準「レベル1」を設定しています。2011年度に世界中の全22事業ユニットが「レベル1」を達成し、以後は「レベル2」達成に向けて事業ユニットごとに環境対応施策を展開してきました。「レベル2」の条件は、2005年度を基準年として、生産原単位でCO2排出量を20%削減、売上高原単位で外部排出物量を50%削減および石油由来資源廃棄物量を50%削減するなどの高い目標値の達成だけでなく、実施のプロセスに関する約250項目からなるガイドラインに基づく評価をクリアすると言う厳しいものです。

このたびグループで初の「レベル2」を達成した5事業ユニットは、2011年度までに高いレベルで「レベル1」を達成した後も、さらなる生産性の向上をめざすなど、環境負荷低減の取り組みを継続的に展開しました。また、マザー工場であるコニカミノルタオプトプロダクト社の取り組みを中国のコニカミノルタオプト(大連)社へ横展開して実施し、グループ生産拠点の総合的な環境対応力を強めています。コニカミノルタテクノプロダクト社(狭山)では、生産ラインの構成の見直しなどにより生産エリアを縮小し、照明・空調の最適化を含めてCO2排出量を削減しました。コニカミノルタテクノプロダクト社(日野)では、クリーンルームの異物対策によるロス低減などによりCO2排出量を削減しました。

これからも、コニカミノルタグループは、総合的な環境配慮工場をめざす活動をグローバルに展開し、省エネ・省資源社会の実現に向けて課題を一つひとつ着実に解決してまいります。

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所在地が異なっても同一の生産活動に携わる組織は、一つの事業ユニットとしています。また、一つの所在地に複数の事業ユニットが含まれることもあります。

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