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コニカミノルタ、「エコマークアワード2012」銅賞を受賞

2013年1月11日

エコマークアワード2012

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタBT)は、このたび、「エコマークアワード2012」(主催:財団法人日本環境協会、理事長:森嶌 昭夫)において、銅賞を受賞いたしました。

「エコマークアワード」は2010年度に創設された制度で、「消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による、持続可能な社会の形成」に大きく寄与する取り組みを行った企業・団体等を表彰するものです。

今回、コニカミノルタBTの、カラー複合機「bizhub (ビズハブ)Cシリーズ(bizhub C754/C654/C554など)」のライフサイクル全体での環境負荷低減活動が、「エコマークアワード2012」銅賞に選定されました。カラー複合機メーカーが銅賞を受賞するのは初めてのことです。本賞の表彰は、2月6日(水)「エコマークコミュニケーションフォーラム」(場所:東京ウィメンズプラザ ホール)において行われる予定です。

革新的な環境性能を実現する技術の創出によって地球環境問題の解決への貢献をめざすコニカミノルタグループは、2050年をターゲットとする長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定し、その実現に向けたアクションプランとして2015年度をターゲットとする「中期環境計画2015」を推進しています。さらに「中期環境計画2015」の目標達成を支える活動として、「グリーンプロダクツ認定制度」「グリーンファクトリー認定制度」「グリーンマーケティング活動」からなる「3つのグリーン活動」をグローバルに展開しています。

コニカミノルタBTでは、「bizhub Cシリーズ」の企画段階から環境ラベルの取得を義務づけ、エコマークを始めとする各国の環境ラベルを積極的に取得しています。また、「bizhub C754/C654/C554/C454/C364/C284/C224」は独自の「グリーンプロダクツ認定制度」で「業界トップの環境性能を実現した製品」である「グリーンプロダクツ・プラス(GPplus)」として認定されています。高い環境性能の実現に向け、技術開発に特に力を注ぎ、従来機に採用している重合法トナーを改良し、より低い温度で定着可能にすることや、IH技術を活用して定着ヒーターの発熱効率を向上させることで低消費電力を実現しました。さらに、再生PET*1と再生PC*2を均一に混合させることで安全基準を満たす強度や難燃性を備え、射出成型も可能な再生樹脂を業界で初めて開発し、外装部材に採用しています。再生PETはペットボトルを、再生PCはウォーターサーバー用のガロンボトルをそれぞれ回収・リサイクルした素材を使用し、資源の有効活用にも貢献しています。

製品を製造する中国の生産拠点では、「グリーンファクトリー認定制度」に基づき、あらゆる業務に関して環境面での再点検を行い、作業効率向上のための生産エリアのコンパクト化や高効率照明への切り替え、調達部品の納入段ボールの通箱化などの施策を実施し、2011年11月に「グリーンファクトリー レベル1」の認定を受けました。
これらの総合的な施策を踏まえ、「bizhub Cシリーズ」の消費電力(TEC値*3)は従来機に比較して約35%*4削減されています。

コニカミノルタBTは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas 革新はあなたのために。」を掲げ、お客さまが直面する課題を共有し、イノベーティブな提案力で課題解決に取り組みます。グローバルな課題である環境負荷低減も重要なテーマのひとつであり、技術革新を推進するとともに、エコマークを始めとする環境ラベルを確実に取得し、環境配慮製品に対する顧客満足度の一層の向上をめざします。

*1
PET (Polyethylene terephthalate):ポリエステル素材の一種
*2
PC (Polycarbonate):熱可塑性プラスチックの一種
*3
TEC(Typical Electricity Consumption)値:国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値
*4
bizhub C654/C554/C454/C364/C284/C224のTEC値を従来機種と比較した数値の平均値
bizhubはコニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)の登録商標です。

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