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コニカミノルタ
チリ サンペドロ・デ・アタカマ市へプラネタリウム投映システムを寄贈

2012年8月6日

メディアグローブ III 投映イメージ画像

コニカミノルタプラネタリウム株式会社(本社:大阪市西区、社長:上田 裕昭、以下 コニカミノルタ)は、このたびチリ共和国サンペドロ・デ・アタカマ市(以下 サンペドロ・デ・アタカマ市)へ小型全天周デジタル映像投映システム『メディアグローブ III』を寄贈いたします。

『メディアグローブ III』は小型ドームスクリーンに対応し、全天周のデジタル映像をドーム全体に映し出せる投映システムです。コンパクトな本体設計ながら単眼投映方式ではトップレベルの解像度を実現し、国内外の多くのプラネタリウム施設に導入されています。

寄贈先のサンペドロ・デ・アタカマ市は、南米アタカマ砂漠のチャナント-ル山のふもとにある都市です。近くのチャナントール山では、東京大学天文学教育研究センター(以下 東京大学天文センター)が中心となり、ダークエネルギーや銀河・惑星の起源など天文学の最新トピックスを解明するための観測を目的として、世界最高水準の赤外線望遠鏡を建設する東京大学アタカマ天文台計画(以下 TAO計画)が進められています。TAO計画の活動は、チリ共和国大統領が2012年3月の来日時に公式に言及されるなど、同国内でも高い評価を受けています。

コニカミノルタはこのTAO計画に協力しており、2010年にはTAO計画を題材としたプラネタリウム作品『遥かなる銀河へ TAO計画が迫る最新宇宙』を制作しました。その際はサンペドロ・デ・アタカマ市を撮影拠点にし、市内やチャナント-ル山頂での映像収録を行いました。

今回寄贈いたします『メディアグローブ III』により、宇宙の観測・研究の地であり、また観光都市でもあるサンペドロ・デ・アタカマ市の市民の皆様と同市を訪れる方々に、最新の観測成果に基づく宇宙の姿を臨場感ある映像としてご覧いただくことができます。さらに同市の子ども達が、映像を通して天文観測やその結果を知ることで、同市が最先端の宇宙研究の場となっていることを誇りに感じてもらうとともに、宇宙・天文学への興味・関心を喚起する一助になるものと考えています。

コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「 Giving Shape to Ideas : 革新はあなたのために。」の下、新しい発見や価値の創出を行うための、国や地域を越えた学術・研究活動に協力しています。今後も事業活動や地域貢献・社会貢献を通じて、その成果を多くのお客様にお伝えできるよう取り組んでまいります。

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