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TCO削減をサポート&高画質を実現する
カラースキャナー搭載のデジタルモノクロ複合機「bizhub 602/502」 新発売
- 独自開発の環境対応樹脂“新ポリマーアロイ再生PET”を使用 -

2011年1月25日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男、 以下 コニカミノルタ)は、デジタル複合機「bizhub(ビズハブ)」シリーズの新製品として、「bizhub 602」と「bizhub 502」の2機種(以下 「bizhub 602/502」)を2月中旬に発売いたします。

商品名 bizhub 602 bizhub 502
プリント速度(A4ヨコ) モノクロ毎分:60枚 モノクロ毎分:50枚
本体標準価格(税別) 2,455,000円 2,135,000円
標準搬入設置料金(税別) 45,000円 45,000円
発売日 2011年2月中旬

bizhub602
bizhub 602

「bizhub 602/502」は、オフィスの中核をなすマシンとして先進技術を投入し機能拡張したモデルで、お客様に最適なオフィス環境を提案すべく、モノクロ複合機でありながら、カラースキャナー, カラーインターネットFAX機能を搭載し、オフィスのデータ共有・活用によるTCO削減・生産性向上をサポートします。

また、「bizhub」カラー複合機と同等レベルの高性能な画像処理エンジンとアルゴリズムを搭載し、薄細線や写真部における再現性の向上を図り、高画質を実現しています。

さらに、このたびコニカミノルタで初めて、独自技術の“新ポリマーアロイ再生PET*1”と植物由来のバイオプラスチックの環境対応樹脂を使用し、環境負荷の低減にも配慮した製品となっております。

主な特長

1.カラー時代のオフィスに対応

・モノクロ複合機でありながらカラースキャナーを搭載し、カラー原稿をそのまま電子化することができるため、オフィスの紙文書をデータ化し共有と活用を促進します。
またカラーインターネットFAX機能も標準装備し、相手先の機器がプロファイルC規格に対応していれば、カラー文書を手軽に送信できます。この機能は、インターネットとメールが使える環境であれば利用できるため、遠隔地や海外との通信が多いオフィスにおいて、より効果的にTCO削減に寄与します。

2.環境への配慮

・定着部にはIH(Induction Heating)技術を採用した定着機構を搭載し、定着ローラー全体ではなく表面だけを素早く発熱させることで、消費電力を抑えることが可能です。また、独自開発のデジタルトナー HD with Biomass*2は、低温で定着するため、省エネルギー化に繋がります。コニカミノルタは早くから乳化重合法*3による研究開発を進め、トナー原料に植物由来の成分を使用しており、このデジタルトナー(重合法トナー)は、2011年で発売10周年を迎えます。

・コニカミノルタでは製品の開発・部材調達からリサイクル・廃棄に至るまで、製品ライフサイクルの全段階で環境負荷の低減に取り組んでいます。「bizhub 602/502」では梱包部材の削減をはじめ、最先端のプロセッシング技術を駆使した“新ポリマーアロイ再生PET”や植物由来のバイオプラスチックの2つの環境対応樹脂をコニカミノルタとして初めて使用しています。“新ポリマーアロイ再生PET”は、従来技術ではブレンドが困難であった耐熱性の高いポリマーをPET廃材へ均一に混合させて、ガラス繊維などの無機フィラー*4を使うことなく、強度と難燃性および射出成形性を備えた新しい環境素材です。また、バイオプラスチック(ポリ乳酸基コンパウンド)とは、バイオマスを原材料とした植物由来成分のプラスチックであり、石油系のプラスチックと比較して、ライフサイクルでの石油資源使用量およびCO2排出量が少なく、環境負荷が小さいことが特長です。

3.高画質の実現

・「bizhub」のカラー複合機にも搭載されている高性能な画像処理エンジンとアルゴリズムを搭載することにより、コピー時のグレーベタ、薄細線、写真部、プリント時の色文字と白文字の画像再現性を向上しています。
色の識別やカラー/モノクロ変換、解像度変換、領域判別性、細線再現性などの改善を図り、モノクロ出力におけるオフィスドキュメントの最適画質を実現しました。

4.オフィスの生産性と効率化のサポート

・オプションのPageScope Enterprise Suiteを使用することで、各種のログや権限管理、ユーザーのパネル設定管理など、カラー/モノクロ機を問わずネットワーク上の「bizhub」の一元管理をすることが可能です。遠隔地や別フロア、支店などでの管理を集中して行うことができるので、複合機のトータルマネジメントによるコスト管理と削減に有効です。

・オフィスのセンターマシンに必要とされる大容量給紙と多機能フィニッシャーをオプションで利用できます。本体標準給紙トレイで4,015枚と、3,300枚(A4)給紙できる大容量給紙ユニットLU-301との組合せで最大7,315枚の給紙が可能となり、大量出力をサポートします。また小冊子出力やパンチ、Z折り機能に拡張可能なフィニッシャーは、オフィスの生産性向上と業務効率化に貢献する機能を備えています。

*1
ポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate)の略。ポリエステル素材の一種。
*2
Biomass(バイオマス)とは、化石資源以外の再生可能な生物由来の有機性資源のことです。
*3
乳化重合法:界面活性剤を混ぜた水に、樹脂原料、着色剤、ワックスを混ぜて結合させる製法。
*4
ガラス繊維、炭素繊維、マイカなどの無機の添加材

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