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「平成22年度コニカミノルタ画像科学奨励賞」受賞者が決定

2011年1月19日

公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団(理事長 岩居 文雄:コニカミノルタホールディングス株式会社 特別顧問)は、画像科学の研究に従事する若手研究者を対象に公募いたしましたコニカミノルタ画像科学奨励賞・進歩賞(助成金総額650万円)の受賞者を決定いたしました。

「画像科学奨励賞」は平成6年に始まり、第17回を迎えました。今年度は、「光と画像に関する材料及びデバイスの研究」「光と画像に関するシステム及びソフトウェアの研究」「光と画像に関するその他の先端的な研究」の3分野により研究テーマを募集したところ、39件のご応募をいただきました。多数の意欲的な研究テーマのご応募の中から、三宅洋一氏(千葉大学名誉教授・特任教授)を委員長とする奨励賞選考委員会において発想の独創性、波及効果、計画の実現性等の視点から厳正な審査を行い、最終選考により奨励賞(副賞 1件100万円)4名、進歩賞(副賞 1件50万円)5名を決定いたしました。

受賞者及びテーマは下記の通りです。

奨励賞 受賞者及びテーマ(五十音順)

稲澤 晋(いなさわ すすむ)氏(東京大学大学院工学系研究科 助教)

「蛍光シリコンナノ粒子の高輝度化・長寿命化を実現する粒子表面修飾法の確立と蛍光プローブへの展開」

塩田 達俊(しおだ たつとし)氏(長岡技術科学大学工学部電気系 准教授)

「(X-Z軸)断層画像デジタルカメラ&ムービーの実現へ向けた新規光学システムの開発と基礎検討」

花岡 健二郎(はなおか けんじろう)氏(東京大学大学院薬学系研究科 講師)

「ランタノイド金属錯体を用いた蛍光プローブの開発」

矢代 航(やしろ わたる)氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科 助教)

「単一位相格子による高感度硬X線結像顕微鏡の開発」

進歩賞 受賞者及びテーマ(五十音順)

川口 拓之(かわぐち ひろし)氏(独立行政法人放射線医学総合研究所 分子イメージング研究センター 博士研究員)

「脳微小血管トポロジー可視化アルゴリズムの開発」

木口 賢紀(きぐち たかのり)氏(東北大学金属材料研究所 准教授)

「透過型電子顕微鏡による強誘電体薄膜の局所歪み場の視覚化と格子欠陥の弾性相互作用の解明」

合志 憲一(ごうし けんいち)氏(九州大学工学研究院 助教)

「エキサイプレックス状態の高い逆項間交差確率を利用した高効率有機EL素子の実現」

竹井 敏(たけい さとし)氏(富山県立大学機械システム工学科 准教授)

「3次元微細加工用高転写性環境対応レジスト材料の開発」

中村 亮一(なかむら りょういち)氏(千葉大学大学院工学研究科 特任准教授)

「低侵襲精密移植術を実現する細胞シート手術ロボットのための並列型心運動計測システムの開発」

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