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植物の発育状況をチェック
葉緑素計「SPAD-502Plus」新発売

2009年10月8日

コニカミノルタセンシング株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐﨑 敏彦 以下コニカミノルタ)は、農作物などの発育状況の把握や追肥量の管理に役立つ、軽量・ハンディタイプの葉緑素計「SPAD(スパッド)-502Plus」を、2009年11月1日より発売致します。

商品名 葉緑素計「SPAD-502Plus」
発売日 2009年11月1日

【主な特長】

1.現場での測定を可能にする小型・軽量・防水タイプ
2.トレンドグラフの表示機能を搭載
3.葉を切り取らないので、同一部分の経過観測が可能

SPAD-502Plus

葉緑素計は、植物の栄養状態を知る上で必要な、植物の葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)量をSPAD値※1として表す計測器です。植物の葉などに光をあてることによって、サンプル採取なしにその場で瞬時に測定することができ、その用途は稲の葉をはじめ、小麦、トウモロコシ、綿花、各種の野菜や果物などの農作物、さらには観葉植物に至るまで多岐にわたっています。

コニカミノルタの葉緑素計は、1984年の「SPAD-501」発売※2以来、約25年にわたり、各種の農作物の発育状況の把握や追肥量の管理に、世界中で幅広く使用されています。

近年、世界的な肥料需要の拡大による肥料原料価格の高騰により、国内肥料価格も上昇していることから、農業経営における肥料コストの低減を図るため、過剰施肥を抑制できる施肥設計の取り組みが加速されており、葉緑素計の需要も急拡大しております。

今回発売致します葉緑素計「SPAD-502Plus」は、トレンドグラフの表示機能を搭載、測定データの時系列変化や、異常値の判断を一目で確認することが出来ます。また、グラフ画面上で異常値のデータを削除することができ、正しいデータ平均値を表示します。

また、SPADシリーズの特長であるコンパクトなボディはもちろんのこと、重量も200gと、従来品の「SPAD-502」よりも約10%軽量化いたしました。防水機能※3を備えているため、雨天時の測定も可能です。省エネ性能も高く、アルカリ単3乾電池2本で2万回以上の測定を可能とした、環境配慮型製品です。

コニカミノルタは、常にお客様にとって "essential" な存在であり続けるために、今後も確かなセンシング技術で、さまざまなニーズにお応えするソリューションを提供してまいります。

※1
SPAD値:コニカミノルタ葉緑素計の指示値。葉緑素濃度と相関があります。
※2
葉緑素計SPADシリーズは、農林水産省農蚕園芸局農産課の大規模経営体土壌・作物・生産物分析システム実用化事業-(Soil & Plant Analyzer Development, 略称SPAD)において、本事業の実施主体である(財)農産業振興奨励会、農林水産省農業研究センター・農業環境技術研究所および都県試験研究機関等の各先生方のご指導により開発した計測器です。
※3
水洗いや水に浸すことはできません。

葉緑素計「SPAD-502Plus」の主な特長

1.現場での測定を可能にする小型・軽量・防水タイプ

ポケットにも入るコンパクトサイズですから、戸外での持ち運びにも便利。重さはわずか200gです。
防まつ仕様(IPX 4)ですから、雨の中での測定も可能です。

水洗いや水に浸すことはできません。

2.トレンドグラフの表示機能を搭載

測定データを30個までメモリでき、それらの値をグラフで確認することができます。
これによって、測定データの時系列変化や、異常値の判断を一目で確認することが出来ます。

3.葉を切り取らないので、同一部分の経過観測が可能

測定したい葉(試料)を測定ヘッドにはさんで、閉じるだけで測定できます。
葉を切り取る必要もなく、測定部分が傷むこともないので、生育過程中の同じ葉の同じ部分を常に測定できます。

  • ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。
  • ここに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

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