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「知的財産報告書 2008」をWEBサイト上で公開

2008年7月14日

コニカミノルタグループ(以下、コニカミノルタ)では、2007年度の知的財産活動へのとりくみについてまとめた「知的財産報告書 2008」を、本日よりコニカミノルタのWEBサイト上で公開いたします。本報告書は、8月上旬発行予定の英文アニュアルレポートなどでも公開してまいります。

(* http://konicaminolta.jp/pr/ip

コニカミノルタでは、透明性の高い企業経営を目指し、業績報告に加えて、経営戦略及びCSR(企業の社会的責任)の取り組みなどの企業情報の開示を推進しております。知的財産情報についても、当社の技術力に対し、ステークホルダーの皆さまのご理解を一層深めていただくために、「知的財産報告書」を毎年公開しています。

内容的には、今年も経済産業省の指針に従い、知的財産報告書の開示10項目に沿って作成しています。07年度の知的財産活動の概略を述べますと、中核事業の情報機器分野と戦略事業のオプト分野を合わせた特許公開件数がはじめて全体の50%を上回りました。両分野の特許保有件数も増加しており、全体のおおよそ60%を占めております。今後の事業をサポートする共通基盤技術・先端技術分野の特許公開件数も年々増加し、全体の24%に達しました。また、米国特許登録件数も年々順位を上げて、40位にランクされました。

知的財産活動の中核組織である知的財産センターでは、一層の知的財産創出を図るため、関東・中部・関西の各地区にブランチを配置し、研究開発現場に密着した活動を推進しています。また、海外にも人員を配置し、グローバルな視点で知的活動を推進しています。中国では、現地知的財産業務の強化とともに模倣品へも迅速な対応を行っています。

コニカミノルタは、イメージング領域において長年にわたって培ってきた「材料」「微細加工」「光学」「画像」の4つの分野で12のコア技術を保有し、今日、これらのコア技術をもとに、情報機器をはじめ、光学デバイス、医療・印刷用機器、計測機器、産業用インクジェット装置、プラネタリウムなどの領域で多彩な事業を展開しております。またコア技術を基盤に、将来事業の核となる技術の一つとして有機ELの開発を行っています。この分野では、米国ゼネラル・エレクトリックカンパニーと提携するなど照明用有機ELの商業化に向けて開発を加速し、新たな価値の創造を目指しています。

コニカミノルタでは、将来事業も含め、各事業領域において、競争優位性を確保するために、知的財産活動を一層強化してまいります。

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