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コニカミノルタの国内全生産拠点で
「ゼロエミッションレベル2」を達成

2008年4月3日

コニカミノルタグループでは、このたび国内全15生産拠点で、「ゼロエミッションレベル2」を達成いたしました。レベル2の条件は、レベル1の3つの条件を維持しつつ、リサイクルの有無を問わず、生産工程から製品以外に排出されるもの全てについて、売上高原単位で2001年度比30%以上を削減するという厳しいものです。

コニカミノルタのゼロエミッション活動は、経済性とリスク管理の観点も盛り込んでいることを特長としています。レベル2については、既にレベル1を達成した拠点が2004年度から順次取り組み、この3月のコニカミノルタテクノプロダクト株式会社とコニカミノルタコンポーネンツ株式会社をもって、国内全生産拠点での達成を完了いたしました。
医療関連処理機器の製造・販売会社のコニカミノルタテクノプロダクトでは、梱包材の再利用、業者との通箱化、光学部品などを生産するコニカミノルタコンポーネンツでは、通箱化に加えてプラスチック端材のリサイクルなどの施策により、レベル2を達成しました。

海外については、2007年度までに3拠点でレベル1を達成しており、2008年度中に残り4拠点でレベル1を達成するという目標を掲げています。レベル2については、2009年度中に海外全生産拠点で達成を目指します。レベル2達成以降は、国内外ともに、さらなる排出物削減に向けて活動を継続していく予定です。

コニカミノルタの中期経営計画 「FORWARD 08」では、「グローバルに通用するCSR経営の推進」を基本方針の1つに掲げ、信頼される企業として、経済面に加え社会面/環境面でのグローバル展開の強化による企業価値の持続的向上を目指しています。この基本方針のもと、グループ環境中期経営計画の循環型社会への対応においては、グローバル生産拠点排出物削減を掲げ、ゼロエミッションなどにより、2000年度比総量20%削減を目標としています。ベンチマークとなる2000年度の排出物実績は31.4千トン、2010年度の目標値は25千トンとなります。2000年以降、情報機器、光学部材、液晶偏光板用保護フィルムなど事業拡大にともない相次いで生産能力を増強しているため、大変厳しい目標ですが、達成に向けてグループをあげて努力してまいります。

コニカミノルタにおけるゼロエミッション活動には、レベル1とレベル2があり、レベル1は、「再資源化率90%以上」、「再資源化後の残渣も含め最終処分率5%以下」、さらに「外部支払処理費用90%以上削減、もしくは外部に支払った費用よりも再資源化などによる利益が大きいこと」としています。レベル2では、「2001年度を基準として売上高あたりの外部排出物量30%以上削減」を目標としています。ゼロエミッションの達成基準は、この目標値を3ヶ月以上継続させるととともに、環境専門部門が目標達成状況を監査した上で、環境担当役員が現地での取り組み状況を確認し、達成の可否判断を行なっています。

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