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コニカミノルタグループの事業会社  コニカミノルタオプト(株)
中国上海市で新たに生産拠点を確立

2006年9月8日

  コニカミノルタオプト株式会社(社長:松丸 隆 本社:東京都八王子市 )は、このたび、光学デバイス製品を中国上海市の独資会社「コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司」にて8月31日付にて正式に生産開始することを決定いたしました。

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生産委託形式では、従来から一部生産をしておりました。

  コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司は、1994年10月に設立され、フォト・カメラ事業の事業会社であるコニカミノルタフォトイメージング(株)の傘下で、カメラ等の生産活動を行ってまいりました。

  コニカミノルタのカメラ事業終了決定に伴い、同社の長年培った光学製品の生産ノウハウをグループ内にて有効活用するため、コニカミノルタオプト(株)への譲渡に至りました。今後は、コニカミノルタオプト(株)の傘下で中国における新生産拠点として機能してまいります。

  コニカミノルタの戦略事業である、オプト事業は、その成長性も著しく、中国での新たな生産拠点を必要としておりました。今回の譲渡によりコニカミノルタオプト(株)の中国国内における生産拠点は、1994年に設立した大連市のコニカミノルタオプト(大連)有限公司と合わせ2ヶ所となります。

  コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司では、携帯用マイクロレンズ、デジタルスチルカメラ用レンズユニット、プロジェクタ用エンジン、プリズム等の生産を行いますが、その生産製品や部品調達のコストダウン化を図ってまいりますと共に、これまで培ったカメラのレンズ組立て技術等のノウハウを光学デバイス生産技術に応用していくこととなります。さらに、コニカミノルタオプト(株)の中国販売子会社であるコニカミノルタ精密光学(上海)有限公司を通して、中国国内はもとより世界各地にある有力お取引先への製品デリバリーやお客様のさまざまなニーズにワンストップで迅速な対応を図ることもできるなど、多くの利点を生かした生産を進めてまいります。

  また、大連市にあるコニカミノルタオプト(大連)有限公司では、引き続き、ガラスレンズ加工と各種レンズの生産を行い、コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司と合わせ、光学デバイス製品の中国生産体制を確立してまいります。

  コニカミノルタオプト(株)は、昨年7月、上海市に、中国国内における光学デバイス製品の拡販を図る目的で「コニカミノルタ精密光学(上海)有限公司」を設立し、独資企業として精密光学ユニット、光学デバイス部品の中国内での販売及び輸出入販売を展開しております。今後は、新生産会社であるコニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司及びコニカミノルタオプト(大連)有限公司との三位一体の連携を強化することにより、中国国内をベースに、グローバルな事業拡大を目指してまいります。

コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司の概要

正式称号 柯尼卡美能达光学儀器(上海)有限公司
KONICA MINOLTA OPTICAL PRODUCTS (SHANGHAI) CO.,LTD.
本社所在地 中国上海市松江区美能達路368号
設立年月日 1994年10月
資本金 14百万USD(100%コニカミノルタオプト(株)出資の独資会社)
代表者 董事長  杉崎  継雄(非常勤)
総経理  綾城  啓次
売上規模 200億円強/年間(予測)
総従業員数 約2900名(正従業員及びパート・アルバイト)
主な事業 携帯用マイクロレンズ、デジタルスチルカメラ用レンズユニット、プロジェクタ用エンジン、プリズム等の生産

  コニカミノルタオプト(株)は、主に、光ピックアップレンズ、レンズユニット、マイクロカメラユニットなどのオプト事業、液晶画面の基幹部材となる偏光板保護用TACフィルムなどのオプトエレクトロニクス材料事業を展開しており、コニカミノルタグループにおいては、中期経営計画上でも戦略事業として位置づけられ、大きな成長を目指しております。

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