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コニカミノルタホールディングス株式会社 2005年入社式 社長訓示

2005年4月1日
コニカミノルタホールディングス株式会社
代表執行役社長  岩居  文雄

「10年後のコニカミノルタを背負って欲しい」

  新入社員の皆さん、本日は入社おめでとうございます。
コニカミノルタグループを代表してみなさんの入社を心から歓迎いたします。

本日は、コニカミノルタグループが、経営統合の基盤整備期を終え、新たに拡大するための飛躍期に入った記念すべき日でもあります。新たなステップを踏み出す日になりましたが、同時に多くのフレッシュな皆さんをお迎えできたことは、大変、喜ばしいかぎりであります。
昨年入社の社員は、経営統合後、初めて入社した「一期生」でしたが、皆さんは、今日から始まる革新的な人事制度とともに入社された、名実ともに「第一期生」であります。
2004年度は、昨日の3月31日を以って無事終了いたしました。そして本日からは、新入社員の皆さんを加え、私自身も気持ちを一新して、ここに2005年度のスタートを踏み出すことができました。

  さて、コニカミノルタは、新しい企業となってから今後皆さんにとって大切な考え方のひとつとなります、新しい人事理念を制定いたしました。この人事理念は、「イメージングの領域において市場をリードする企業を目指し、過去の成功体験や慣習にとらわれずに、お客様の視点に立ち、常に変革し続ける人」を尊重していくことを提唱しています。

その人事理念に基づき私が、新入社員のみなさんに望むことを3つ伝えたいと思います。

1.「お客様の視点」に立って行動して欲しいことです。

  コニカもミノルタもかつては、決して一流ではありませんでした。私は、新しい企業としてのコニカミノルタを一流にしたいと強く思っています。そのためには、何よりも「お客様の視点」に立つことに尽きます。先輩社員もそうですが、ややもすれば社内業務のみに終始して、外部のお客様の視点を見逃してしまう傾向にあります。皆さんは、今後それぞれの職場でのお客様と接することも多いと思いますが、常に「お客様の視点」を忘れずに考え、そして行動して欲しいと思います。

2.若々しく、活気溢れた「コニカミノルタブランド」を皆さんによって創って欲しいことです。

  新しいコニカミノルタブランドをさらに強いブランドにしていかねばならないと考えています。元々、メーカーは、技術や商品がブランドイメージを創る大切な要素ですが、当社グループのビジネスは、情報機器等のBtoBビジネスに移行しています。そのような事業環境でブランドを創るのは、「人」であります。そのためにはお客様に信頼される「人」にならねばなりません。皆さんには、若々しい、活力溢れた新しいコニカミノルタブランドの向上のための牽引役になって欲しいと切に思います。

3.「燃える」ことです。

  燃えている人がいると職場の周囲も発奮し元気になります。そうすることで会社全体が活力に満ちていくのです。失敗を恐れては何も進みません。失敗は大いに結構です。むしろ失敗する人間が少ない会社はチャレンジする機会が少ないと言うことです。挑戦がなければ成功もないということを肝に銘じておいていただきたいと思います。

  今日から始まった2005年度は、コニカミノルタが、さらに飛躍するための拡大期と位置づけております。事業の拡大のためには、10年後の世界や市場において、私たちの市場はどう変化しているのか、グループの各事業はどういうビジネスを展開しているかというイメージを描くことが重要であると考えております。その10年後を背負うのはまさに皆さんであります。コニカミノルタが、世界的に期待される企業集団として、グローバル市場での競争を勝ち抜き、将来にわたって発展するには皆さんの力が是非とも必要なのです。
私自身も必死になって競争力強化のために全力を注いでいきますので、どうぞ、皆さんも職場に配属後は、精一杯、力を発揮してください。

コニカミノルタは、イメージング事業の領域で幅広い技術を武器にお客様に感動創造を与えつづける真のグローバル企業を目指していきます。是非、今日からグループの一員として、新しいイメージングの世界を切り拓いてまいりましょう。本日は、入社、誠におめでとうございました。

以上    

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