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コニカミノルタと旭化成情報システム
放射線検査分野のIT化を促進させる
放射線情報システム(RIS)で販売提携

2004年4月7日
コニカミノルタエムジー株式会社
旭化成情報システム株式会社

  コニカミノルタエムジー株式会社(社長:河浦照男、以下コニカミノルタ)と旭化成情報システム株式会社(社長:田中信昭、以下AJS)は、放射線検査分野のIT化を促進させる放射線情報システム(RIS:Radiology Information System)のOEM販売提携に関して合意いたしました。コニカミノルタブランドのRISは、「NEOVISTA S-RIS」(ネオビスタ エス リス)の商品名で、4月8日からパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて開催される「2004国際医用画像総合展」にて展示し、4月より出荷開始いたします。

  今回の提携により、AJSは、長年培ってきた豊富なカスタマイズ実績に基づいて開発した放射線科の情報処理を司るRISのコアソフトウェアをコニカミノルタへOEM供給いたします。コニカミノルタは、得意とするデジタルX線撮影装置REGIUSシリーズと放射線画像管理システム(PACS)とRISを組み合わせ、放射線科の効率化を図るシステムソリューションを提供してまいります。初年度の売上は、約10億円を目標としております。

  医療のIT化は、厚生労働省が強力に推進している分野であり、診療情報を共有化し、広く患者への公開やセカンドオピニオンによるアドバイスに役立てる仕組みとして注目を浴びております。また、業務の効率化、正確化に効果を発揮するという観点から、これからの病院経営にとって必要不可欠で、成長が見込まれる分野です。

  イメージング分野における入出力を企業ドメインとするコニカミノルタは、AJSが得意としている検査情報分野と連携をとることにより、放射線検査の効率化を促進し、これからの病院経営への貢献と、情報共有化による患者様サービスへの貢献を推進してまいります。

  また、将来的には、2006年度には電子カルテを含めると推定市場規模が1000億円となる医療情報分野への積極的進出も視野に入れて、AJSと販売協力しながら事業の拡大を目指してまいります。

なお、今回の提携による両社のメリットは以下の通りです。

  • コニカミノルタエムジー株式会社のメリット
    1.医療情報ソフト開発の効率化
    2.AJSブランドRIS製品の市場浸透力の活用
    3.REGIUSブランド力とのシナジーによる拡販効果

  • 旭化成情報システム株式会社のメリット
    1.販売チャネル拡大によるRIS事業の基盤強化
    2.RIS製品の導入から運用にわたる安定的サービス体制の共有化
    3.コニカミノルタおよびAJS双方からの顧客ニーズ把握による、商品企画、開発力強化


会社概要

コニカミノルタエムジー株式会社
本社所在地 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル
代表者 代表取締役社長 河浦照男
設立 2003年(平成15年)10月
資本金 500百万円(コニカミノルタホールディングス株式会社100%出資)
従業員数 約2,900名(2004年3月末現在、連結従業員数)
事業内容 医療・印刷用フィルム、処理機器等の製造・販売並びに関連サービスの提供
旭化成情報システム株式会社
本社所在地 東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア
代表者 代表取締役社長 田中信昭
設立 1987年(昭和62年)3月
資本金 800百万円(旭化成株式会社100%出資)
従業員数 約470名(2004年3月末現在、関係会社を含む)
事業内容 パッケージソフト事業、ネットワーク事業、医療システム事業、産業システム事業

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