ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。電話でのお問い合わせはこちらをご覧下さい。

「イメージング文化研究所」設立記念論文
「イメージングに関する研究論文」の受賞者が決定

2004年3月25日

  コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社(社長:小野寺薫)は、イメージング文化研究所(東京・新宿区)の設立記念に、「将来のイメージングのあり方」を基本テーマとして公募した「イメージングに関する研究論文」*の優秀賞受賞者(賞金:50万円)を下記のとおり決定いたしました。

(*「イメージングに関する研究論文」の募集要領の詳細については別紙(Word ファイル:30K)をご参照ください。)

受賞者:  稲葉 稔 (いなば みのる)様 (栃木県小山市)

論文名:  「変わらぬ人の心と遷り変わる世相」

アブストラクト:
芸術などの目標に向かって努力する人の基本的性質は今も昔も変わらないが、世相の方は変遷しているので、世の人々の関心は時代とともに変化している。
また、近代社会は疎遠社会であり、人々はコミュニケーションを欲しているが、そのきっかけを掴めない。一方、今日の先進国は余暇社会に達している。このように変わらぬ人の性質と変遷する世相の観点からイメージングを論じる。

   今回の公募では、「2010年頃の社会の姿を描き、人の行動の変化を予測し、イメージングのあり様を研究したもので、現在研究が進められているか、研究結果としてまとまっている論文」を対象としました。また、あまりイメージングの領域を限定せず、社会学、心理学などの視点も重視し、独自性や発展性のある研究論文を幅広く募集いたしました。稲葉氏の論文には、将来のイメージングの一つの楽しみ方が語られており、その内容は人間本来の感性に基づいた広がりが感じられる世界が見て取れる点を評価いたしました。

  なお、募集に際し優秀賞を4件と設定いたしましたが、該当者は1名でした。

   「イメージング文化研究所」は、コニカミノルタホールディングス(株)の共通機能会社であるコニカミノルタテクノロジーセンター(株)に属する研究機関で、来るべきユビキタスイメージング社会におけるライフスタイルやビジネススタイルの変化を調査、研究することを狙いとして設立いたしました。社会環境の変化が激しい昨今、従来の技術中心のアプローチでは、「イメージング」分野では将来予測が難しくなっています。そこで、新研究所では技術より先に人がどう動くか、生活文化や生き方、行動など『コトの研究』を中心に進めてまいります。

   なお、次回の論文募集は今年の夏頃を予定しています。

[Wordデータ]応募要領の詳細(30K)

ページトップへ戻る