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コニカミノルタビジネステクノロジーズ
事業方針発表

2004年2月12日
コニカミノルタホールディングス株式会社
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社

  コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:太田義勝 以下コニカミノルタ)は、グループの中核企業として、売上規模拡大と収益力とキャッシュフロー創出の牽引役となるべく、四項目の「経営方針」と3つの「中期目標」によって構成される「事業方針」を策定致しました。

  今日、情報機器を取り巻く事業環境は、技術面、マーケティング面で急激な変化を遂げています。技術面から捉えた場合、デジタル化・ネットワーク化の拡大に伴い、これに対応出来るより高い技術開発力が求められています。マーケティング面では、お客様のニーズの多様化と大容量化が益々進行すると同時に、一方ではグローバル化・ボーダレス化により異業種との垣根を越えた競争も激化しています。このような環境認識の下、コニカミノルタは、成長率が高くコニカミノルタの強みが発揮出来る三つの分野に注力する「中期目標」を設定し、各々の市場においてトップグループの地位を獲得していく「ジャンルトップ戦略」を推し進めるとともに、業界トップの生産量を誇る重合法トナーの優位性を活かし、収益性確保と売上拡大を図ってまいります。

【経営方針】

  1. 品質、信頼性ある商品、サービスの提供。

  2. 選択と集中によるジャンルトップ分野の蓄積。

  3. 最適なソリューションの提供による顧客満足度の向上。

  4. スピード重視の経営。

中期目標

1.オフィスソリューション分野において:

「カラーMFPにおいてジャンルでトップグループの一角を占める。」

  今後3年間で2倍の市場成長が見込まれるカラーMFP分野で最も競争力のある企業になります。

2.プロダクションプリンティング分野において:

「ライトプロダクション(軽印刷)市場での確固たる地位を獲得する。」

  オフセット印刷市場4000億ドルの5%弱は電子写真方式に代替可能と推定されており、プロダクション市場は現在の90億ドルから3倍の270億ドルの市場規模への拡大が見込まれており、コニカミノルタは絶好の事業機会と捉えています。

2.SOHO分野において:

「A4カラープリンタジャンルでリーディングカンパニーたるポジションを確保する。」

  量販店ルートの維持拡大等チャネル強化施策の実施、中国を始めとする重点エリア強化により、OWNビジネスの強化・拡大を図ります。

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