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世界を目指して
新生 コニカミノルタ陸上競技部

2003年9月10日
コニカミノルタホールディングス株式会社
コニカミノルタ陸上競技部


コニカ株式会社とミノルタ株式会社の経営統合により、8月5日、新統合持株会社「コニカミノルタホールディングス株式会社(社長 岩居 文雄)」が発足致しました。これを受けコニカ陸上競技部は、コニカミノルタ陸上競技部(監督 酒井 勝充、所在地 東京都八王子市)として生まれ変わり、新チームとしてこの度発足致しました。

コニカミノルタグループは、世界規模でトップ企業になることを目標にスタート致しました。そして、コニカミノルタ陸上競技部も、コニカミノルタグループ同様、世界のトップランナーになることを目標に走り始めました。新しい、コニカミノルタ陸上競技部をどうぞご支援のほど宜しくお願い致します。

新チーム「コニカミノルタ陸上競技部」について

  1. 方針・目標
    1)コニカミノルタ陸上競技部5カ年計画
     ・2008年北京オリンピックにおいて、マラソン・長距離種目代表選手2名以上の輩出。
    2)今年度の方針・目標
     ・チーム、個人とも現状にとどまらず、常にチャレンジ精神ももって取り組み、陸上界において日本のトップを抜け出し、世界のトップを目指す。
     ・2004年元旦 全日本実業団対抗駅伝競走大会優勝
     ・2004年アテネオリンピック マラソン・長距離種目代表選手内定枠獲得

    【酒井勝充監督のコメント】
    コニカミノルタグループが発足し、私達コニカミノルタ陸上競技部も、会社同様、世界の舞台でトップになることを目標にスタート致しました。8月の世界陸上では、唯一、坪田智夫が1万メートルの日本代表として出場することが出来ましたが、世界のトップに立つにはまだまだ長く険しい道のりがあることを身を持って感じる事が出来ました。しかしながら、世界のトップは手の届く位置にあり、確実に近づいている事も事実です。来夏には、アテネオリンピックがあります。エリック・ワイナイナは、男子フルマラソンで金メダルを目指します。そして、中長距離種目では8月の世界陸上に続き、アテネオリンピックの日本代表選手となること、そして上位入賞を目指します。世界に挑む選手が身近にいることで所属選手全員が世界を見つめているはずです。私達は常に高い目標を持ち、決して諦める事なくチャレンジ精神をもって、目標に向かってまい進してまいります。私達、コニカミノルタ陸上競技部は、その資質を十分にそなえ持つ集団であり、目標に到達できる日もそう遠くはないと信じています。皆様、応援、宜しくお願い致します。
  2. 陸上競技部 概要
    ・創部:1970年
    ・所在地:コニカミノルタ東京サイト 八王子(〒192-8505 東京都八王子市石川町2970)
    ・メンバー
     陸上競技部長 堀利文、副部長 國井 隆二、
     監督 酒井勝充、コーチ 佐藤 敏信・大島 唯司
     選手 16名
    ・新メンバー
     7月にケニアからサムエル・ムツリ選手(17歳)が、8月には太田崇選手(27歳)が加わりました。両選手の加入によりますますチーム力が充実し、世界へまい進してまいります。
     *両選手のプロフィールは、次頁をご参照ください。
    ・今年度活動予定
     東日本実業団対抗駅伝競走大会、全日本実業団対抗駅伝競走大会、国際レベルのマラソン大会、ロードレース大会及びトラックレースに参加。
     チーム内選抜制の強化合宿の実施(年10回程度)
    ・練習内容
     練習概要:早朝トレーニング6時から7時、午後トレーニング14時から(夏期は15時から)。午後のトレーニングでは東京都立大学での測定データを元にコニカミノルタ健保プラザでのウェイトトレーニング、高尾山の登山道を使用したクロスカントリーによる筋力強化、そして週23回はトラックでのスピード練習を主体にトレーニングを行っています。
     東京・あきる野市秋留台陸上競技場、八王子市上柚木競技場、高尾山、多摩川サイクリングロードなど
    ・各選手の所属について
     本年10月1日にコニカミノルタグループは企業再編を行い、6つの事業会社と2つの共通機能会社を発足させます。各選手は、各種サービスの提供事業を行う「コニカミノルタビジネスエキスパート株式会社」の所属となります。

新メンバー紹介(1)

太田 崇(おおた たかし)
プロフィール
1976年4月27日生まれ 北海道出身 身長175cm 体重57kg
苫小牧南高校、札幌学院大学 出身
自己最高記録
ハーフマラソン 1時間02分09秒
1万メートル 28分27秒17
5000メートル 13分53秒43
今シーズンの目標:駅伝のメンバー入りをし、優勝を経験したい

走りへの思いは、苦境を乗り越え今なお熱い!
感謝の気持ちと貪欲な向上心、目標は「フルマラソンで五輪出場」

太田選手は、今年のニューイヤー駅伝でエース区間5区を坪田選手(当時コニカ)に次ぐ2位でたすきを繋ぎ、所属チーム4位へ貢献した実力ある選手です。今年7月に、コニカミノルタ陸上競技部へ入部致しました。実業団生活も5年目を迎え、一年一年着実に実力をつけてきた安定感ある走りは、コニカミノルタ陸上競技部にとって大きな戦力となります。新天地コニカミノルタ陸上競技部での活躍をご期待ください。
 「走りに対する自分自身の気持ち、多くの人が支えてくれるありがたさ、走ることに専念できる恵まれた環境。他チームからの移籍によるコニカミノルタへの入部で、今まで思いもしなかった多くのことに気付きました。実業団での5年間の競技生活は、自分の走りを確立させた貴重な5年間であり、この5年間が無ければ、ニューイヤーに出場することも無かったし、コニカミノルタへ入社する事もかなわなかった。今の自分がいるのは、今までの5年間があったからです。これまでにお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、新天地コニカミノルタで大きな戦績を上げ、私を支えてくれた全ての人に恩返しをしたい。来年のニューイヤー駅伝では、優勝に貢献し、区間賞を取ります。応援宜しくお願い致します。」
【趣 味】 ショッピング
【性格の長所】 負けず嫌い、マイペース
【性格の短所】 頑固
【将来の夢】 マラソンでオリンピック出場
【座右の銘】 根性
【好きなタレント】 矢田亜希子

新メンバー紹介(2)

サムエル・ムツリ
プロフィール
1986年5月2日生まれ ケニアニャフルル市出身 身長166cm 体重51kg ガル高校 出身
自己最高記録
5000m 14分15秒
1万m 28分15秒
今シーズンの目標:1万mで27分台を出す

潜在能力を日本で開花させ可能性に挑戦! 目標は「フルマラソンで五輪 金メダル」

「日本に行けば強くなれると思った」。高校を卒業後、コニカミノルタ陸上競技部に入部し、アトランタ五輪男子フルマラソン銅メダル、シドニー銀メダル獲得という偉業を成した同郷のエリック・ワイナイナ選手(29歳)に憧れて、日本を目指した。バネのある強気な走りと、素直で人なつっこい性格が酒井勝充監督の目にとまり、コニカミノルタ陸上競技部入部が決まった。「可能性は未知。本人のやる気と私達がどこまで伸ばすことができるか。高い目標を持ちつづけ、コニカミノルタを代表する選手に育って欲しい(酒井勝充監督)。」 エリック・ワイナイナ選手と同様、可能性を開花し世界へ羽ばたく日を、ご期待ください。応援宜しくお願い致します。
【趣 味】 走ること
【性格の長所】 負けず嫌い
【性格の短所】 内気
【将来の夢】 世界記録を残す
【座右の銘】 夢に背を向けなければ夢はおのずと近づいてくる
【尊敬するランナー】 エリック・ワイナイナ/キャサリン・ヌデレバ(女子フルマラソン世界最高記録保持者)

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